セコム３６ ページ36
胡蝶「さあ、冨岡さん。どいてくださいね」
蟲柱はそういうと、義勇様に刀を向けた。
……あんな粗末な刀を義勇様に向けるなんて。
本当、コイツ殺してやろうか？
冨岡「俺は嫌われてない」
義勇様は一言そう言い放った。
……義勇様、まずはそこの否定なんですね。
ちょっとズレてるそんな義勇様も素敵です！
A「義勇様、私はお慕い申しておりますよ。
そもそも、柱風情が義勇様と釣り合うわけがないのです。
身の程を弁えろ、醜女のくせに」
胡蝶「醜女……ふふっ、達者なお口のようで。
そのようにおっしゃられるということは、
さぞご自分の顔に自信があるようですねぇ。
さあ、私にそのお面の中を見せて貰えませんか？」
A「お前ごときに見せるほど安くない」
胡蝶「っ……」
炭治郎「(女性同士の闘いは怖い……)」
蟲柱と私の間に火花が散る。
蟲柱のこめかみはピクピクと痙攣していた。
どうやら怒っているらしい。
短気な女は嫁に行けねーぞ。
胡蝶「坊や」
炭治郎「はいっ！」
すると、蟲柱は炭治郎様に声をかけた。
私は炭治郎様を守るために二人の間に立つ。
胡蝶「継子さん、お邪魔です。
坊や、坊やが庇ってるのは鬼ですよ。
危ないですから離れて下さい」
A「……チッ」
私は舌打ちを一つする。
……やはり、バレていたか。
蟲柱が斬りかかってきたのは、炭治郎様の妹である禰豆子様にだ。
気配で鬼ということを察していたのだろう。
炭治郎「ちっ違います！いや、違わないけど……。
あの、妹なんです、俺の妹で、それで！」
胡蝶「まぁ、そうなのですか……可哀想に」
蟲柱が眉を八の字にして口元に手を当てる。
白々しい演技……。
殺したくて仕方がないくせに。
胡蝶「では、苦しまないよう優しい毒で殺してあげましょうね」
炭治郎「！？」
蟲柱の言葉に炭治郎様が息を飲んだ。
私は刀を鞘に収め、音を鳴らす。
すると、義勇様も私に音を鳴らし返した。
冨岡「行け」
A「御意」
私は即座に炭治郎様と禰豆子様を抱えると、そこから駆け出した。
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ただの鬼滅ばか - 容姿をもう少し詳しく教えて欲しいです、例えば何色の髪や隊服のいじりなど(長くてすいません)(｡-_-｡) (2020年1月10日 17時) (
レス) id: bb28f730c6 (このIDを非表示/違反報告)
らい - と、思ったら違いました！よんだでいったらわかりました(汗) (2019年11月24日 23時) (レス) id: 5bd8ec40a6 (このIDを非表示/違反報告)
らい - 面白いですね!ちょっとねずこ襲ったのはおどろいたけど。そこらへん、義ゆうさんのことちゃんと信じてなかったのかな…とかw (2019年11月24日 23時) (レス) id: 5bd8ec40a6 (このIDを非表示/違反報告)
涼野柚希(プロフ) - ぎゆーさんの不器用な(？)優しさですかね！“(´；ω；｀)”もう好き (2019年11月18日 0時) (レス) id: f110a7e8c9 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - 護りたい存在（まだ未熟で一人前ではないお前に、責任を負わすことは出来ない）からと思います。 (2019年11月18日 0時) (レス) id: b6f6cd0928 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：渡邉 なちゅ。 | 作成日時：2019年9月24日 20時
