検索窓
今日:29 hit、昨日:20 hit、合計:1,553,827 hit

セコム27 ページ27

洗濯をし、屋敷の掃除をしていると、

時間は刻一刻と過ぎていった。



義勇様は慣れない家事を手伝ってくれて、

また私に稽古もつけてくれた。




そうこうしているうちに日は暮れ、約束の時間になった。





A「義勇様、近くのおでん屋さんなんてどうでしょう?

鮭大根があるそうですよ」




冨岡「Aが好きな物を食べればよい」




A「私は義勇様とお食事できるだけで幸せですからいいんですよ。


じゃあ、おでん屋さんで決まりですね」





私は羽織を風に揺らめかせながらそう言う。


いつ鬼が出るかわからないから、隊服は着用だ。




義勇様は「それならいいが」と呟く。





A「さあ、行きましょ!」




冨岡「嗚呼」





玄関を出て、目的地へ向かおうとしたその時だった。





水浩「伝令!冨岡様、Aは至急産屋敷へ!

緊急任務要請!!緊急任務要請!!」




冨岡「!」




A「!」





水浩がやってきてそう告げた。




私と義勇様は視線を合わせ、微かに頷くと走り出す。



折角、義勇様とお食事できると思ったのに……。


そう悔やみながら、走る義勇様の後ろを追う。





冨岡「A、疲れてはいないか」




A「大丈夫です」





義勇様の気遣いに私はそう答えた。



私達の頭上には水浩が飛んでいて、道案内をしてくれる。


どちらかというと、水浩のほうが疲れてそうだ。

任務が終わったら甘やかそう。





娘「お待ちしておりました」





そう思っている間に、産屋敷へと到着する。


お館様の娘が案内をしてくれた。




ひとつの部屋に通され、そこへ入る。



そこには、お館様と蟲柱がいた。





胡蝶「こんにちは、冨岡さん、継子さん」




A「……」





もしかして、これと合同任務か……?


それはとっても嫌なのだが……。

セコム28→←セコム26



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (1042 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2609人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 冨岡義勇
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ただの鬼滅ばか - 容姿をもう少し詳しく教えて欲しいです、例えば何色の髪や隊服のいじりなど(長くてすいません)(。-_-。) (2020年1月10日 17時) (レス) id: bb28f730c6 (このIDを非表示/違反報告)
らい - と、思ったら違いました!よんだでいったらわかりました(汗) (2019年11月24日 23時) (レス) id: 5bd8ec40a6 (このIDを非表示/違反報告)
らい - 面白いですね!ちょっとねずこ襲ったのはおどろいたけど。そこらへん、義ゆうさんのことちゃんと信じてなかったのかな…とかw (2019年11月24日 23時) (レス) id: 5bd8ec40a6 (このIDを非表示/違反報告)
涼野柚希(プロフ) - ぎゆーさんの不器用な(?)優しさですかね!“(´;ω;`)”もう好き (2019年11月18日 0時) (レス) id: f110a7e8c9 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - 護りたい存在(まだ未熟で一人前ではないお前に、責任を負わすことは出来ない)からと思います。 (2019年11月18日 0時) (レス) id: b6f6cd0928 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:渡邉 なちゅ。 | 作成日時:2019年9月24日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。