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かわいい27 ページ27

……嗚呼、あれから善逸君は大丈夫かな。

元気になっているといいな。



伊之助君はどうだろう。


あの山で一回も会わなかった。

でも、匂いがしたから生きているはずだ。



炭治郎君は怪我が酷かったからなぁ。


それに鬼殺隊員に襲われて、拘束までされて……。




……あれ、私はなにしてるんだろう。


炭治郎君と禰豆子ちゃんが……拘束させてる。



……助けなくちゃ。





A「……いつの間にか寝てた」





目を開ければ、そこにはいつもの景色が広がっていた。



現実世界とぐるりと反対になった世界。

私は空に足をつけるようなかたちで存在する。



此処は……立派な屋敷のようだ。





炭治郎「……さん!Aさん!」




A「炭治郎君だ!

待ってて、愛しのかわいこちゃぁぁんっ!」





炭治郎君の声が聞こえて、私は影から顔を出した。



だが……そこにあったのは。





A「……ちょっと戻るね」




炭治郎「戻らないで下さい!気持ちはわかりますけども!」




A「止めるな、炭治郎君!

いざという時はちゃんと出るよ、多分!」




炭治郎「多分て!」





目の前にいたのは、鬼殺隊員。

それもかなーり、かなかなかなーりお強い人達。



……私さ、嫌いなんだよね。


可愛くないものが大っ嫌いなの。




だって、可愛くないんだもん!!!


愛らしさが無い成人済みの人間なんか可愛くねぇんだよぉぉ!





A「あ、冨岡さんだ!

やーん、可愛いねぇ!このジジババの中で唯一可愛いよぉ」




冨岡「……」




?「ジジババと言われたのは初めてだな!」



?「笑い事ではない……腹が立つ」





なんか暑苦しそうな人と蛇巻いてる人が返事したんだけど。


いや、おまいらやない。

わいが話しかけたのは、愛しの冨岡さんだ。





A「あれ、禰豆子ちゃんは?」




炭治郎「そうなんだ、禰豆子が……っ!」





炭治郎君は周りを見渡す。


禰豆子ちゃんの匂いはするから、いるはずなんだけど……。





?「困ります、不死川様!

どうか箱を手放して下さいませ!」





その時、悲痛な声が響いた。

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百鬼 - 京子ちゃんが付いていくかと思ったぁァアアア!!更新頑張ってください (2023年1月18日 15時) (レス) @page42 id: d82d2213ef (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - とても面白かったです!更新楽しみに待ってます!更新お願いします!!! (2020年4月23日 16時) (レス) id: 2cb5bf810d (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 面白いです!これからも頑張ってくださいね! (2020年4月6日 18時) (レス) id: e0a13cc95c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - なんと…なんと…。 からの ドブみたいな臭いだ。は草 (2020年4月6日 18時) (レス) id: e0a13cc95c (このIDを非表示/違反報告)
シホニャン - 面白いです。この続き気になります (2019年11月20日 18時) (レス) id: 39a09b6cce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:渡邉 なちゅ。 | 作成日時:2019年8月21日 22時

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