検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:150,833 hit

かわいい7 ページ7

A「逃がさないよ!」





私はとぷん、と影に沈む。



そして、鬼の影から飛び出た。





鬼「何!?」




A「あはっ!間抜け面ね」





私は、影と影を移動する【影移動(かげいどう)】ができる。



影は、私の体のようなものだ。





鬼「このクソ女が!!」





鬼が私に手をかざす。


すると、そこから空気砲のようなものが出た。



え、避けきれないんだけど!


私はその攻撃を受け、後ろに跳ね返された。





A「げふっ!」





地面と額がごっつんこした。


あの鬼め……私のこと『クソ女』って言った。

絶対許さないんだから!!





炭治郎「大丈夫?」




A「え、炭治郎君優しい。結婚しよ」




伊之助「さっきからそれしか言わねぇな」





炭治郎君たちが駆けつけ、私はむくりと起き上がる。


痛いけど、すぐ治るし。

まあ、なんとかなる。





A「あの鬼、空気砲みたいなの使うよ。

ドラ○もんの秘密道具みたい」




善逸「やめて!!そういうのやめて!!」





善逸君が渾身のツッコミを入れる。


いいね、きみ。





伊之助「おい、ド○ミ!村への近道はあるか!?」




A「ドラ○じゃないけど、近道はこっちだよ」




善逸「ちょっとやめて!俺疲れるんだけど!」





あの鬼はどうせ里へ下りるつもりだ。


先回りして、捕らえたほうがいい。





A「こっちよ、着いてきて」





私は近道のほうへと走った。



近道は、私の家へ来る里の人がよく利用するため、

山道より険しくなくて走りやすくなっている。




それに、三人とも脚が速いから、

すぐに里に着くことができるだろう。





A「ねえ、私は鬼だよ?」





私は走りながら、そう言った。



ねぇ、斬らなくていいの?と言う意味を込めて。





炭治郎「貴女を信じます」



A「……そっか」





炭治郎君の力強い返事に私はそう返した。



本当、変な子。

里の人たちみたいに変な子だ。





京子『貴女は優しいね。私、貴女のこと信じるわ』





優しく微笑む京子ちゃんの顔が脳裏に浮かんだ。

かわいい8→←かわいい6



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (224 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
444人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , , 原作沿い
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

百鬼 - 京子ちゃんが付いていくかと思ったぁァアアア!!更新頑張ってください (2023年1月18日 15時) (レス) @page42 id: d82d2213ef (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - とても面白かったです!更新楽しみに待ってます!更新お願いします!!! (2020年4月23日 16時) (レス) id: 2cb5bf810d (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 面白いです!これからも頑張ってくださいね! (2020年4月6日 18時) (レス) id: e0a13cc95c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - なんと…なんと…。 からの ドブみたいな臭いだ。は草 (2020年4月6日 18時) (レス) id: e0a13cc95c (このIDを非表示/違反報告)
シホニャン - 面白いです。この続き気になります (2019年11月20日 18時) (レス) id: 39a09b6cce (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:渡邉 なちゅ。 | 作成日時:2019年8月21日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。