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そのままずっと無言。

でも歩くペースはトボトボ歩くわたしに合わせてくれてた。

「ほなまた明日」

おうちまで送ってくれて、バイバイ。

カバンからスマホを出したら通知が来てた。

"村上くん、なんて??"

ノンちゃんからだった。

"なんやねんそれって怒ってた"

"ほら〜、絶対村上くんそんなん思ってないねんて!"

"でも否定はされてない"

"あとは村上くん次第やな〜〜"



いややなぁ、明日は信ちゃんにもチィちゃんにも会いたくない。

信ちゃんも怒ってるし

チィちゃんだってもっとわたしのこと嫌いになったはずやし。



次の日の朝は無駄に早く家を出た。

お母さんも驚いてたけどこうすれば信ちゃんに朝会わなくて済むから。

一番乗りでついた教室から登校してくる生徒たちを見てたら

信ちゃんとチィちゃんを発見してしまった。

けど、少しいつもと様子が違う気がする。

だってほら、チィちゃん、なんか信ちゃんに言うて走って行っちゃった。

、、見たらアカンもん、見た気がする、、

「おはよう」

「わ、おはよう」

背中をトンっとされて振り向いたらノンちゃんだった。

「今の見た?」

「、、見ちゃった」

ありゃ別れるな〜って嬉しそうに独り言を言ったノンちゃん。

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作者名:オト | 作成日時:2018年6月23日 10時

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