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「食欲あるぅ?薬あるしなんか食べななぁ」

キッチンをゴソゴソして

これしよか!って。

「はい、どぉぞ」

真夏にあったかいうどん。

「汗かいたらはよ治るやろ?」

「ありがとう。(笑)」



案の定汗をかいたから

ごちそうさまをしてシャワーに行こうと思った

のに

「どこ行くの」

って手首を掴まれてベッドへ連れていかれた。

「章ちゃん?、、シャワー、、」

「あとで浴びたらええやん、今からもっかい汗かくし?」

「ちょ、しょうちゃ(汗)」

服の中に手が入ってきて

汗ばんだ肌に章ちゃんの手がしっとり吸い付いて

気持ちとは裏腹に甘い声が漏れてしまう。

「なにぃ、誘ってるやん(笑)」

「ちが、っもう、しょぉちゃん」

「熱出た時はいっぱい汗かいたらええねん♪」

そう言ってわたしの上に覆い被さって

唇を塞がれた。

「ん、、移っても知らないから、」

「Aにもらうなら大歓迎」




病人相手にそんなする?ってくらい揺らされて

結局たくさん汗をかいた。




次の日、ケロリと治ったわたしだけど

章ちゃんが赤い顔をしてたのは言うまでもない。




【END】



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作者名:オト | 作成日時:2018年6月23日 10時

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