【HiGH＆LOW】守って。

7.BAR ページ8

夜、夜だよ！

なんかどこかのBARに着いた。

？「君！」

「…ん？」

？「俺とのまねぇ？あっ俺雅貴！」

「はぁ………」

ナンパかよウザすぎ。

雅貴「いこーよ！ね！いいでしょ！」

…こいつ。

「いや、そういうのいいんで。他の子あたってください。」

雅貴「…気が強い子。」

「はい？」

聞こえなかった。もっかい言ってくれないかな。

雅貴「奢るから！それでよくない！？」

「あ、いきます」

雅貴「即答！！？？」

いやだってね…？お金を払わなくて済むとか最高すぎだから…タダ飯サイコー！！！

雅貴「俺…今なら君の心が読めるよ。」

「タダ飯バンザイ？」

雅貴「そのようなことだと思ったよ。君、名前はなんていうの？」

「A！です！！」

雅貴「Aちゃんねー。あ、あとタメでいいよ？」

「うぇっだって…わかった……」

渋々了承。だって雅貴歳上じゃんどうみても。

雅貴「あっあと弟も来るけどいいかな？」

「んー奢ってくれることに変わりないなら大歓迎だよ☆」

雅貴「あーそうwww」



暫く別の店で弟さんを待つ。

？「わり、遅れた」

雅貴「おーきたきた」

目つき悪い。これが第一印象。

「あ、はじめまして！！」

雅貴「そんなかしこまるなってwこいつもタメでいいしね！！」

？「は？…つか女いるとか聞いてねぇし」

雅貴「そんなピリピリすんなって！！！」

「…完全に空気かよ(ぼそ)」

雅貴「はいはいAちゃんもイラつかないー！
…なんか2人似てるね！！！」

「「は？」」

雅貴「あっこいつ広斗！んでこっちがAちゃんね！！
仲良くしろよ？？？2人とも！」

「注文していい？」

はやく飲んで帰りたい。

雅貴「あっどうぞ(´・ω・｀)」

広斗「んじゃ俺も。どーせ兄貴の奢りだろ？」

雅貴「は！？……はい…。」

広斗とかいう人に睨まれた雅貴。
よーし飲むぞ☆



やべぇ泥酔した…。
奢りだからって調子乗りすぎたうえ気持ち悪……。

雅貴「Aちゃん大丈夫ー？w」

「うぇっ……なんであんたら平気そうなの…」

同じくらい飲んだ筈の2人はそれほど酔ってなさそう。
どんだけ強いんだよくそ…。

雅貴「あんたらじゃなくて名前で呼んでほしいな〜？」

「……うっさい」

広斗「こいつどーすんの？」

「いい。……帰る。」

雅貴「はぁー？こんな可愛い子1人で返させねーって！」

広斗「連れてくか？」

雅貴「それもそーだな。」

そう雅貴が言ったのを最後に、私は意識が飛んだ＿＿＿＿＿

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