40.この作品はあくまでもAnotherstory ページ41
朝起きてすぐに出発。
まずは達磨かなーと。
足を進め、神社へと到着。
鷲「お、A」
「こんにちは」
日向「おー、ちょっと久々だな」
「ねwなかなか来れなくてw」
なんて会話してると時間が光のように過ぎた。
「…ん、ごめん電話ー」
相手はコブラのようだ。
「もしもし？どーしたの？」
コブラ『おい、今すぐITOKAN！』
「え、だからどうしたの？」
コブラ『九十九さんが！』
「…今から行く」
電話を切って日向に挨拶し、とりあえず走った。
コブラの焦った声からして、お兄ちゃん…ヤバい状況なのかな。
一生懸命、とにかく走り続けて、ITOKANの扉を開けた。
「…お兄ちゃんはっ！？」
息も絶え絶えになりながらいった。
ヤマト「A！！」
「ねぇ、どうしたの！？なにがあったの！？」
コブラ「…九十九さんが、消えた。」
「…………は？」
コブラ「今日…病院に行ったんだ。
そしたら…跡形もなく………」
わけがわからない。
どうして？
どうして、私から逃げるの？
…どうしてという言葉がたくさん浮かんでくる。
「…ッなん、で……」
ヤマト「思い当たる節は、あるんだ。」
「…どこよ…」
溢れてる涙を拭きながら言う。
コブラ「…九十九さんは、琥珀さんを止めに行ったと思う」
「琥珀、さん……？」
ヤマト「あぁ。確かではないがな」
「……そっか」
私は、止まっていた足をまた動かし、走り出した。
絶対、絶対に見つけるんだ。
お兄ちゃんを。
私の大事な家族を。
もう2度と、失わないように。
だから、無我夢中に走った。
とにかく、走った。
「A？」
名前を呼ばれて振り返るとそこにいたのは…
「ひろ…と……」
広斗「どうし……ってお前泣いて…」
「助けて………ッ」
広斗にぎゅっと抱きつき、胸に顔を埋めた。
そして私の後頭部を優しくおさえてくれる広斗。
広斗「なにがあった？ゆっくりでいいから…」
私は、時々漏れる嗚咽と共に、広斗に起こったことを説明した。
広斗「そっか……。
なあ、俺…わかるかもしんねぇ。
Aの兄貴の居場所」
「……っえ？」
上にある広斗の顔を見上げる。
そうすると優しく笑った広斗。
広斗「まぁ、合ってるかわかんねぇけど…」
「…お願い、連れて行って」
広斗「了解。…ほら、バイクあっち。」
手を引かれ、そのままバイクへ。
「…ごめんね、巻き込んじゃって」
広斗「別に。…しっかり掴まってろ」
彼のぶっきらぼうな優しさも、また私を安心させた。
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くるみ(プロフ) - 青龍 葵さん» ご指摘ありがとうございます！これは、KOOが早く帰れと言いづらそうにしていたところをROCKYが代弁した感じです…口調は早く帰れと(言いたいんだろう)という意味です、分かりづらくなっていて申し訳ないです…！ (2017年9月8日 6時) (
レス) id: 245b6250d7 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - P19のKOOと夢主の会話なんですが、ROCKY「はやく帰れと。」では無くKOO「はやく帰れと。」では無いですか？KOOと会話してるのに何故「ROCKY」が登場？しかも口調が…一度、確認して見て下さい。 (2017年9月6日 17時) (レス) id: fe72cbbb57 (このIDを非表示/違反報告)
ニカ姫 - ハイロー大好き広斗とタケシとコブラ大好き (2017年5月27日 9時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - かな氏さん» ありがとうございます！！そう言っていただけて幸いです！ (2016年10月15日 19時) (レス) id: 320bdd5895 (このIDを非表示/違反報告)
かな氏 - 本当に面白いです！続き楽しみに待っています！ (2016年10月11日 18時) (レス) id: c3c55bf5ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるみ | 作成日時：2016年8月10日 11時
