36.ありがと ページ37
「んーっおいしー！！！！」
ITOKANでオムライスを食べるの図。
ナオミ「はは、ありがとな」
「ふふ、久々に食べれて良かったー！」
ナオミ「これでどこいくの？」
「あー、お兄ちゃんのとこ行こっかなって！」
ナオミ「なるほどな。いってらっしゃい」
「うん！ありがと！！」
お金を支払って、病院へと足を向けた。
ガラッ
「お兄ちゃん！会いに来たよー」
ベッドの隣へ座って、話を始めた。
「最近ねー」
そして、いつも通り。
また、ドアを開けた音がして。
看護師さんが入ってきた。
看護師「あら、妹さんじゃない。偉いわねー」
「いえ！こんにちは！…それで、兄の容態、どうですか？」
看護師「…ええ、そうねー。変わらないわ。」
「そう、ですか。」
看護師「先生もね、あとは本人次第だって。」
「本人、次第……」
看護師「でもね、あなたが来てから、変わったのよ？
なんだか、穏やかな表情になったと思う。」
「そんなの、わかるんですか？」
看護師「わかるわよー、長年働いてきた私を信じなさい！」
なんて言ってガハガハ笑う看護師のおばさん。
つられて私もクスッと笑った。
「ありがとうございました、私そろそろ帰ります」
看護師「そう？」
「また、なにかあったら連絡ください」
ぺこっとお辞儀をして、病室をでた。
病室をでようとしたとき、
すれ違った人。
私は振り返って、その人を見つめる。
「琥珀さん？」
琥珀「……ん、久しぶりだな」
琥珀さんは、こっちに振り返る。
「兄の見舞いですか？…ありがとうございます」
琥珀「俺が来たくて来てるだけだっつーの。」
「そうですか…それじゃ。」
琥珀「あぁ。またな。」
琥珀さんと別れて、また歩き始める。
歩きながらも、あの人にメッセージをいれた。
…ながらスマホ？なにそれ知らなーい(棒)
A広斗の家ってどこ?
すぐにつく既読。
雅貴お、住所送るわ。今から行く?
Aうん。そうしよっかなって。
雅貴あ、なら俺送ってく。帰りてーし。
Aあ、そっか。同じ家なんか。んじゃ、前会ったBARで待ってるわー!
雅貴りょーかーい!
…私、決めたよ。
嫌われたっていい。
拒否されたっていい。
それが、広斗の助けになるんだったら。
待っててよ、広斗。
絶対、絶対に私があんたのこと、救ってみせる。
だから…
弱いとこ、私にだけ見せてよ。
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くるみ(プロフ) - 青龍 葵さん» ご指摘ありがとうございます！これは、KOOが早く帰れと言いづらそうにしていたところをROCKYが代弁した感じです…口調は早く帰れと(言いたいんだろう)という意味です、分かりづらくなっていて申し訳ないです…！ (2017年9月8日 6時) (
レス) id: 245b6250d7 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - P19のKOOと夢主の会話なんですが、ROCKY「はやく帰れと。」では無くKOO「はやく帰れと。」では無いですか？KOOと会話してるのに何故「ROCKY」が登場？しかも口調が…一度、確認して見て下さい。 (2017年9月6日 17時) (レス) id: fe72cbbb57 (このIDを非表示/違反報告)
ニカ姫 - ハイロー大好き広斗とタケシとコブラ大好き (2017年5月27日 9時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - かな氏さん» ありがとうございます！！そう言っていただけて幸いです！ (2016年10月15日 19時) (レス) id: 320bdd5895 (このIDを非表示/違反報告)
かな氏 - 本当に面白いです！続き楽しみに待っています！ (2016年10月11日 18時) (レス) id: c3c55bf5ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるみ | 作成日時：2016年8月10日 11時
