【HiGH＆LOW】守って。

17.鬼邪高校 ページ18

家に帰って机に向かう。

×日

最近あまり日記をつけられなかった。
だが、本当に充実している毎日を送れていると思う。
近々、あの人たちにも改めてお礼をしよう。


さて、風呂はいって寝るか。






起きて向かった先は問題の高校。

はいるのには多少勇気が必要だった。

…あの教室、どこだっけ。

廊下で喧嘩をしている男たちを無視してずんずんと先へ。

あった。

ガラッとドアを開け、なかにはいった。

「…えーっと、良樹さん？」

村山「おー、来たのかー。てかさん付けいらねぇってw」

ソファに寝転がっていた体を起こしてそう言った。
やーっぱり奇妙な笑い方。

「来て大丈夫だったかな…」

村山「おう、もちろん！」

「それならよかった！」

そのへんに転がっているイスに座る。

村山「でー、お前どっから来たの？」

「山王！」

村山「あ、山王かー。じゃあコブラちゃんとも知り合い？」

コブラ…今聞きたくない人の名前だなー

「あー、まぁ知り合いっちゃ知り合い」

村山「なんでそんなに気まずそうな顔してんだよーw」

「ちょっといろいろあってねw」

これ以上聞くなオーラをだして微笑む。

村山「そか。」

良樹くんはそれを察してくれたようで。

「ねー良樹くん」

村山「くん…！？呼び捨てでいーよ。で、なに？」

「あれ、今日はしてないの？」

あれとはバンダナのこと。

村山「あー、あれなー。」

「ないほうが目、よく見えるよ？」

村山「なんか、あれすっと気合いはいるんだよなー。」

「そーなのか。ていうか隈すごいね」

村山「ははw」

「良樹……って何歳？」

村山「多少お前と同じくらいかな」

「ん、ん！？」

村山「ほら、ここ鬼邪高だし」

「な、るほど」

村山「お前、そういえば名前なんていうの？」

「あ、A！」

村山「Aかー。おっけ。」

「んじゃ、そろそろ行こうかな！」

午後は別の場所にいこうと思ってたし！！

村山「おう。またなー。」

「うん！」




鬼邪高をでて昼飯を食い、
あの社へと向かう。

前来た時と同じなら、階段に座ってると思った。

鷲「お、Aー！」

鷲がこっちに気づいて私の名前を呼ぶ。

私は手を振って、社に近づく。

「前来た時と変わんないじゃんw」

右京「これが俺らの定位置ってやつだからな」

「なるほどねー。」

左京「で、どーしたんだ？」

「ん、暇つぶし！」

日向「お、Aじゃねーか。」

「やっほー。」

ドアからでてきたのは日向。

「鷲は座らないの？」

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