1章 ページ3
〜SideA〜
チュンチュン。
雀達の鳴き声を目覚ましに起床する。
時計を見ると、針は6時34分を示していた。
しまった、私としたことが4分も寝坊してしまった。
まぁ例えどれだけ早く起きようと、マスターが私を抱き枕代わりに使っている以上意味を為さないのだが。
我がマスターである沖田総悟は、私がこの真選組に来てからというもの毎晩必ず私の毛皮に体を埋めて眠っている。
曰く、狼化している私の毛皮はふわふわとしていて寝具に丁度良いのだと。
おかげで翠狼族は元来人型が真の姿だというのに、狼の姿のままで眠ることを強いられている。
流石に全身をくまなく包み込めるような大きさではない為、主に腕や頭を乗せ上半身をもたれさせるような形で使われているのだが。
全くこの男は、私の毛皮を何だと思っているのだか。
さて。
マスターが爆睡しているこの時間を利用して、簡潔に自己紹介でもしておこう。
私は誇り高き翠狼族が一、A。
とある出来事によって地球にやってきた、
そんな私が何故真選組に居て、マスターの枕になど甘んじているかというと…それはおよそ3月程前に遡る。
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影咲 遥(プロフ) - 夜空 星月さん» 星月様、初めまして!コメントを頂きありがとうございます。多分シャボン玉よりもグダる可能性大ですが、頑張って更新していきますね!応援ありがとうございました。 (2018年1月27日 22時) (レス) id: 6088c20e27 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 星月(プロフ) - 【シャボン玉に乗せた恋心】のときからファンです!こちらの作品も応援してます!頑張ってください!! (2018年1月27日 22時) (レス) id: 5d15086cca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:影咲 遥 | 作成日時:2018年1月27日 21時