土手でのお話は…(風真玲太) ページ1
・
風真玲太
Aside
たまに、お話して帰ろうと玲太くんに声をかける。
玲太くんのお話聞いてるの本当に好きで。
「冷えてきちゃったね」
風真「なんか前にもそんな話した気がする。
お前と一緒にいること増えて色んな話したからいつかまではすぐに思い出せないけど笑」
「玲太くんにしては、珍しい笑
何でも覚えてるのにね?」
風真「なんだよ、颯砂みたいなこと言うなよな……
Aだって覚えてないんだろ色々とな〜」
「ごめんなさい」
風真「まぁいいよ、ほら、帰ろう。寒いし手繋いで、さ」
……こうして手を繋ぐことも増えた。
嬉しいって…ん、恥ずかしい……
「玲太くん、日曜にはまたお出かけできるね?」
風真「うん、そうだな。楽しみにしてまーす。」
「はぁい。……送ってくれてありがとう、また学校でね!」
……こうして玲太くんと話しながら帰れるのも後どのくらいなんだろう。
高校生活……思ったより早いから……ね。
部屋に戻って、ふと写真を眺める。
修学旅行……の。
もう、2年生もあと少し……
ん?玲太くんだ。
玲太昔を覚えていなくても。俺らには今がある。だから大丈夫
なんて、言われてもなぁ……
また明日から普通に過ごせるんだから後どのくらいなんて考えてもダメだね。
よぉし……頑張ろう!
13人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
仁馨(プロフ) - 紗奈さん» ありがとうございます笑、最近更新してませんが面白く楽しんでもらえれば幸いです(●︎´▽︎`●︎) (2022年8月20日 20時) (レス) id: 90ffd19f3f (このIDを非表示/違反報告)
紗奈 - この短編集面白いです!面白度マックス!! (2022年8月20日 20時) (レス) @page2 id: 3772ef4170 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:仁馨 | 作者ホームページ:http://zukkihuge.exblog.jp
作成日時:2022年5月24日 14時