お前みたいな…(声優小説)3 (ページ10)

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岡｢僕…、ちゃんと話してほしいです｣ページ10

Aside

あんなことを言った手前、のぶに会えるわけない
それに…会うのが怖いんだ

これで、思い出したら？

思い出したら、もっと離れる？

思い出したくないから、記憶を自ら消してる

…色々考え続けてる私は学校を何日か休んでいる

｢…どうしよ｣

｢Aー…よ！｣

｢何で、あんたがここにいるのよ｣

｢おばさんが、二階にいるって言ってたから｣

｢…だから、そうじゃなく…っ｢また考え込んでたか？あの時みたいに｣｣

｢は！？…別に、そういう訳じゃない

体調崩してただけだ。…でもね、…ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

…誰だよー｣

下から、お母さんの声がして

｢Aー…お友達きてるよ｣

｢は？友達？？｣

｢俺行ってきてやるよ…ここにいていい｣

｢早く降りてらっしゃい！…あー、拓也くんも

来たらびっくりするわよー｣

…誰なんですかね。本当に

階段を降りて…玄関の方へ向くと

｢ね？驚いたでしょう！…信彦くん
学校一緒だったのねー。お菓子持っていくから
Aの部屋へ上がってねー｣

お節介野郎…

｢…おじゃまします｣

｢…ね、岡本くん

なんでここ知って…r｢…話してください！！｣｣

｢｢はい？｣｣

｢話してくれないと、気持ちが悪いです

…辛いんですよ、こんな事考え続けるの｣