お前みたいな…(声優小説)3 (ページ16)

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岡｢楽しい、です｣ページ16

あれから、僕は

｢のぶー…いっそ、生徒会に入れば？｣

入ったところで、貴女は卒業じゃないですか

｢…一年前に会ってたら入ってたかもです｣

理由がわかった先輩は僕に…

｢そうだよね…｣

僕とあなたは、知り合えた

僕とあなたは、深くなれる？

しらないけど…ひとつ言えるのは

この時を幸せに過ごす、楽しく過ごすことだ

｢ねぇ、のぶは進路どうするの？｣

｢僕は…｣

進路か…また貴方に会えない
貴女と違う道に行ってしまう…

それは嫌だから…

｢先輩はどこ受験ですか？｣

｢私は、福祉の大学だよ｣

そう言ってきたから

｢じゃあ、僕も同じ大学に。｣

そう返すと、嬉しいのかなんなのか…

｢…ほんと？てか、いいの？そんなふうに決めて｣

｢いーんじゃねぇの？｣

…急にあなたに近づいて馬鹿みたい
でも心を開けるなら開きたい…

それはどうしてかって…

｢貴女ともっといたいから…じゃ、ダメですか？｣

理由がアホでしょう？

江口先輩は僕に…

｢…お前ら見せつけてんな｣

｢何がですか！笑｣

｢もっと、場所わきまえなよってこと。
Aはお前の事好きなんだから｣

…貴女と僕、一緒にいられますか？