お前みたいな…(声優小説)3 (ページ13)

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岡｢…僕は、やっぱり｣ページ13

先輩達は、うん…そう言ってくれる

辛いのはお2人の方、
それはね、見ていればわかること。

｢…のぶはさ、｣

｢先輩？｣

｢私も含めて…仲良くなってくれるの？

思い出したら苦しむのはそっちだよ…｣

切なげに笑う先輩を見ると
どうしてか、いたたまれなくなる

｢…僕がどうとか関係ない。

先輩達が悲しい思いをしないならなんでもいい
あなたの泣く姿は見たくないですから

それと…これから穴埋めしていけば大丈夫

なんて、僕のわがままですか？｣

僕の言葉に何も言えない先輩達
江口先輩が言ったのは

｢じゃあ、少なくとも放課後はAといてやって欲しい｣

｢僕が…ですか？？｣

｢Aは、気負いしてお前に会わなくなったし
お前のことを傷つけなくないそれがあったから

ちゃんと学校には行かせる…からお願いできるか？｣

…そう言われたのが
どうしてか、嬉しくて…先輩達ともっと話したい
僕を大切に思ってくれてたことが
驚いたけど、嬉しかったから…

｢はい！｣