お前みたいな…(声優小説)3 (ページ11)

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岡｢僕をいつまで悩ませるつもりなんですか｣ページ11

私が驚いて…いるところに

話し続けるのぶの姿

それが、何か懐かしい…そう思えて

｢僕…何をなくしたんですか。
それすらも分からないから…辛いんです。
先輩が傷つく？そんなのわかりませんよ…

でも、泣き顔だけは見たくない…ですから｣

必死に伝えてくれる…

｢話してもいいけど…何か思い出しても
大丈夫？…辛いことがあると思うけど｣

語彙力ない私…伝わっているかわからないけど
のぶは…

｢いいです。それで…先輩が苦しむより｣

私と拓也は話し始めた。
あること…そう、そのある事件のことを

｢…のぶと私、それから拓也。
所謂、幼馴染みなんだけどさ…あれは、何歳だったっけ｣

｢小学五年生…11歳のこと。｣

｢あ、そっか…それで、

いつも3人で居たんだよ…のぶが5年で
私たちが六年生。

それも、いつもとおなじで…公園に行って

サッカーしよって事になってさ…｣