記憶のプレゼント【クロロ･ヒソカ】

記憶15 ページ16

『ごめんなさい…さっきまで覚えてたんですけど、今さっき忘れちゃって…本当にすいません！』









シャル「いいのいいの！見つかってよかった！帰ろ？」









『はい！』









シャルさんに手を引かれ、家まで歩いていく









シャル「この道覚えてよ〜？」









『は、はい！頑張って覚えます！』









シャルさんは私を子供を見るかのような目で見つめてきた









シャル「…？その手に持ってるやつなに？」









『？…あぁ！これはヒソカに何故か貰ったトランプです！』









シャル「貰った…え！？てかなんであいつだけ呼び捨てなの！？」









『えー…と、なんかヒソカだけ覚えてて…』









シャルさんは口を大きく開けて固まったまんま









シャル「ﾊｯ!…これは…やばい…やばいぞ…」









『？』









シャル「やばいやばいやばいよ！早く帰ろう！」









『え！？ちょ！！』









私の手を握り、すごいスピードで走り出した









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿シャルside









『えー…と、なんかヒソカだけ覚えてて…』









え…？ヒソカだけ覚えてる！？









一気に頭の中が真っ白になった









問題発言をした本人はポカンとしている









シャル「やばいよ！早く帰ろ！！」









なんでよりによってヒソカなんだよ…！！









マチ「あ、見つかったんだ。団長ー」









クロロ「A…！」









団長がAの手を引っ張り、俺と繋いでいた手は離れた









『あ…あの…！ちょ…！』









彼女は顔を赤くして、団長にハグされていることを照れている

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