ゆるふわな彼との日常

彼とコンビニ ページ18

ふとアイスが食べたくなり、倫也さんと二人外に出てコンビニへ行く。
Aはすぐ転ぶからと、となりを歩くときは必ず手を繋いでくれるところが大好き。



コンビニまで5分もない道のり。
コンビニに着いてアイスのコーナーの前でも手を離さない倫也さん。





中｢どれにするの？｣





そう聞きながら、繋いでいる私の手をにぎにぎ。
恥ずかしいから、私は離したいのに…。笑





｢倫也さんはどれがいいの？｣





中｢俺このチョコのやつ。｣





チョコのカップアイスを手に取り、反対の手は片時も私の手を離さない。





中｢A早く〜。溶けちゃうよ。俺のアイス。｣





次は繋いだ手を前後に軽く振る。





｢もう！じゃあちょっかい出さないで！笑
選べないから。笑｣





私が手を離すと、不思議そうな倫也さん。



私もアイスを選び、倫也さんがお会計してくれる。
袋も持ってくれて、反対の手でまた手をつなぐ。





中｢ねぇ、俺なんかした？｣





｢何が？｣





中｢だってコンビニで、ちょっかい出さないでって言ってたから。｣





え、無意識なの？この男。怖。え、怖。←





｢だって、こうやってしてきたり、｣





と言いながら倫也さんの手をにぎにぎする私。





｢こうやってしたりしたから。｣





と、倫也さんとつないだ手を前後にブンブン振って、コンビニでの倫也さんの真似っ子をする。





中｢んふふ。笑｣





｢え、何？｣





中｢いや、にぎにぎしたり、ぶんぶんするA可愛いなぁって思って。笑｣





いやいや、倫也さんがやってたこと真似しただけだから！笑
と私がツッコミを入れる。どうやら無意識だったらしい。



倫也さんが私を可愛いと思ってくれたように、私も同じことを倫也さんに思っていたことは、内緒。

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