作者の妄想をたっぷり詰め込んだ短編小説�� ページ21
「…って！ちょっと待ってよ///」
緊張して固まっていたが、思考回路にようやく電気が通い始めてきたようで。
春草が顔を近づけてきてキスの体制に入ったところで我に帰った。
私の本来の目的は、出発時間までに春草を行く気にさせることなのである！！
自分の口の前で人差し指を交差させ、ばってんのポーズをつくる。
春草の唇が私の指に当たった。
春草「ん、邪魔。」
そういって、私の両手首を持ち上げ、ベッドに固定する。
恥ずかしさを押し殺して、私は反論する。
A「あの、春草さん。今夜は鹿鳴館でパーティーがあるので、嫌がらずにみんなで一緒に行きましょうよ？絶対楽しいですよ！」
そう言って、春草の顔を見つめる。
私を口説いてきた(?)時よりは、だいぶ落ち着きを取り戻しているように見えた。
春草「──あれ、A？なんで俺のベッドにいるの？」
A「──は？？」
すると急に、押し倒したままそんな事を言ってきた。
春草「何で俺、こんなこと……///」
さっきまで余裕そうだったのに、急に恥じらい始めるし…
A「……えっと、もしかして……何も覚えてないんですか？」
春草「うん。」
…今までの行い、無自覚……ちょっと残念。
春草「──なんかAが可愛いから、鹿鳴館へ行きたく無くなっちゃうな。俺だけで独り占めしたい。」
A「急にどうしたの//」
春草「A、その……ドレス、似合ってる//」
A「////」
普段は冷静で物静かな春草が急にデレ始めるから、こっちまで恥ずかしくなってきたのだが//
でも、一緒に来て欲しいから、自分の胸の内を明かす。
A「あ、あのね？私は今夜、きらびやかなダンスホールでかっこいい春草にエスコートしてほしいなーなんて…思ってたんだ。」
A「…………どうかな？」
再度、春草の顔を見つめる。
春草も、私を見つめ返す。
春草「………どうしようかな。」
やっぱり、ダメか…
春草「Aからキスしてくれたら、考えてやってもいいかな。ﾆﾔ」
A「──え///」
春草「俺と一緒に踊りたいんだよね？だったら、キス、やってくれるよね？」
ﾁｭｯ
春草「───よく出来ました。」
A「〜〜ｯｯ////」
春草「照れた顔、もっと見せて？」
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
その後、出発時間までイチャイチャしましたとさ。
第十七話 昼餉の予定→←作者の妄想をたっぷり詰め込んだ短編小説��
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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ひゆら(プロフ) - 初めまして〜〜、更新楽しみにしております、頑張ってください (2021年7月25日 11時) (
レス) id: 0526eadc12 (このIDを非表示/違反報告)
古森安子(プロフ) - nawsmanato0719さん» 返信が遅れてしまい、大変申し訳ございませんでした…！((一年以上も…汗 もしもまだ見ていたら、今後も見に来てくれると嬉しいです、！ (2019年1月31日 23時) (レス) id: fef8470209 (このIDを非表示/違反報告)
nawsmanato0719(プロフ) - はじめまして^^*更新楽しみにしてます！ (2017年3月30日 16時) (レス) id: 49698429af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふるもっちゃん | 作成日時：2017年3月1日 13時
