『四ツ目神×あんスタ』僕達の彼岸花 (ページ36)

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罪の重さページ36

いばらside

どうでるのかな？

｢俺は…｣

最初にりっちゃんが口を開いた

｢俺は…いばらにした事は許される事だとも思ってないけどさ…。いばらが許してくれるなら許して欲しい…。｣

｢俺も…くまくんに賛成｣

そっか…そっか…。
まぁ…僕もよく分からなくなってるし…。
もう怒ったふりも止めよう。

『いいよ…。許す』

｢｢｢｢｢え…？｣｣｣｣｣

『僕ね。久しぶりに学院に来た時から怒ったふりしてたの…。皆が僕に許されない方が良いんだって顔してたから』

『自分の罪に対して重く考えすぎたんだよ。僕も自分があの時何に対して怒ってたのか分からなくなってるし…。もういいんだ！』

あれ…？なんでセッちゃんとりっちゃんは泣いてるの？

｢いばらちゃん…。｣

｢いばら…。｣

｢ありがとう…ございます…。｣

｢ﾌｯ……ﾋｯｸｯ…あり…がと…。｣

｢ｳｩ…ｸﾞｽｯ……ありがと…いばら｣

『なかないの…アイドルでしょ？』

『ブスになるぞ～』

そう言って泣き始めた2人にハンカチを渡す

しばらくして2人は泣き止んだ

『もう許したんだもん。今までと同じように接してくれていいよ』

『なるくん』

『す～ちゃん』

『王様』

『りっちゃん』

『セッちゃん』

『僕は皆のこと大好きだからさ！』

｢ええ！｣

｢はい！｣

｢そうだな！！｣

｢うん｣

｢わ…わかったよぉ！｣

多分…これで良かったんだな。

僕もなんかスッキリしたし

『あ、僕寝る所探してたんだったわ』

｢寝る所？？｣

『今日、学校に泊まろうかと』

｢なんでだ！？｣

『いや…その……………いろいろありまして…家に帰るに帰れないと言うか……。』

｢ズバリ…恋…かしら？？｣

『なるくん！？』

｢恋！？｣

｢鯉…ですか？？｣

｢かさくんそれ違う｣

｢す～ちゃん…。｣

｢詳しく聞かせて貰おうじゃないの！｣

な、なるくん…。

｢俺達の姫の事だもんな！気になる！｣

『姫になった覚えないぞ？？』

｢あの…いばらが？？｣

『おい！』

｢まさかの…｣

『りっちゃんまで』

｢どこのどいつ？？｣

『セッちゃん！？目が笑ってない！』

『あの…。悠真の事…なんだけど…。』