『四ツ目神×あんスタ』僕達の彼岸花 (ページ18)

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登校2日目ページ18

いばらside

そしてやってきました登校2日目！！
今まさに校門の前に居るよ！！

『それじゃ、行ってくるねタガタ！』

｢｢いってきまーす｣｣

｢いってくる｣

｢行ってらっしゃ～い！｣

『じゃ、お昼ね！』

｢分かった！｣｢りょーかい｣

2人とも別れて教室に向かう

『悠真～。今日は入部届けだそーね！』

｢あ～。軽音部だっけ？｣

『そーそ！！』

ん？？僕がこの話を出したのは悠真が寝たあと…それで悠真が知ってるってことは…起きてた？

まぁ…聞かれちゃ嫌な話じゃないし…いいや。

『僕、前にオリジナル曲作って歌ってたなぁ』

｢そこに…いばらの嫌な人居るのか？｣

『ん～。居ることには居るけど。だいじょーぶだよ！兄さんがいるから！』

｢兄さん？｣

『行けば分かるよ！』

～放課後～

早いって？そんなの僕達が全授業をサボったからに決まってるじゃない！

これから悠真と軽音部の部室に行くよ！

ｺﾝｺﾝ

『しつれーしまーす』

｢…。｣

｢ﾌｶﾞﾌｶﾞﾌｶﾞ！！！｣

｢わんこ～？してはならぬ事と良い事の区別がつかない悪い犬にはお仕置が必要であろう？｣

『しつれーしましたー』

｢まっとくれ！！｣

｢お主…いばらであろう？｣

『ふふっ…そーだよ！零兄さん！！』

｢こいつが兄さん？？｣

『うん！』

｢久しいのう…お主の事情は大体察しておるよ…そこの少年もな｣

｢…。｣

『あのね、あのね！僕達…軽音部に入りたいんだけど…。』

｢おぉ！大歓迎じゃ！！ほれ、お菓子をやろう♪｣

『わーい！』

｢おい…そこの転がってるやつは？｣

｢彼は軽音部の一員…わんこじゃ！｣

『大神晃牙でしょ？？』

｢犬みたいなやつだな…。｣

｢ﾌｶﾞｯ！！ﾌﾟﾊｧ…この、吸血鬼ヤローォ！！！｣

｢おぉ？？｣

｢ふざけた真似しやがって！！ぶっ殺す！｣

｢どうどう…客が来ておるんじゃよ？もうちっと大人しくせんか｣

『うるさーい』

｢こいつ…気性荒いな｣

『零兄さん。めんどくさいから僕達の入部届け出しておいてね！』

｢いいぞ♪可愛い姫君の頼みじゃからな♪｣

｢所でそちらの少年は…相良悠真くんじゃな｣

｢くん…要らない｣

｢ほう…改めて悠真よ。君は…いばらの事がす……。いや今は辞めておこう♪｣

『？？？』

｢ｲﾗｯ｣

｢……。｣

『大神って零兄さんに弱いよね』

『あ、そうだ…零兄さん…久しぶりに歌っていい？』

｢いいぞ♪我にも聞かせておくれ♪｣

『じゃぁ……』