影山兄、白鳥沢受かったんだとよ。

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赤葦〔ヤバイ・・・迫ってる・・・〕








何が迫ってるかは察して。





A「赤葦さん今度こそトスの・・・」








赤葦「ちょ、怖・・・怖いって。落ち着いて影山」





A「てか何で逃げるんですか！」





赤葦「そりゃ逃げるだろ・・・」






A「それより赤葦さん！今度の練習試合の時、絶対トス教えて下さいね！！」






赤葦「弟に聞けばいいだろ・・・白布とか瀬見さんもいるし」






A「だって教えてくれないんですよぉぉぉ」






赤葦「弟と白布は兎も角、瀬見さんは？」






A「あぁ・・・えっと、ちょっと前にこんなことがありまして・・・」









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回想＿＿＿＿


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これはとある休日、白鳥沢男子排球部６人が偶々部室に集まった時のお話です(謎の語り手感)








A「ぬー、シューズ忘れて来たんだ・・・取りに行かないとな」





その日の朝、私は部室に靴を忘れた事を思い出しました。ルームメイトの五色も部室の掃除当番だったようで、私服に着替えてから一緒に向かいました。







戸を開ければ、２年の白布さん、３年の牛島さん、同じく３年の天童さんがいたのです。








A「おはようございます」


五色「おはようございます！！」








天童「おはよ〜」





A「あの、皆さん何を」






白布「先週の試合、結構ギリギリで勝っただろ。予定ない人で反省会計画してたの」




五色「何時からですか！？」





天童「今んとこ今日の５時から６時までっていうカンジ。参加するー？」






A「勿論です」





五色「俺もやります！」






天童「おっけ、じゃあ英太くん誰か見つけて来て」






白布「部屋にいなかったんですか」









天童「いなかった」









五色「出かけた、とかは？」









天童「多分ネー」









A「しばらく待ちますか。あ、川西さんとか誘う？」









五色「さっき廊下で見た」









天童「太一くんだめっぽい」









A「えー・・・」









五色「３時くらいになったら瀬見さんのトコ行ってみます」









天童「頼んだよー」









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そう言って五色は掃除用具を持ち、私は靴を手に取りその場を後にしました。







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