猟犬 ６人目。弐

素敵帽子くん。 ページ18

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A「うーむ.........」





私は２つの帽子を手に取っている。







１つは赤いベレー帽、１つはピンクのボアキャップ。








値段で云えばベレー帽だが.........どちらも可愛い。






A「ぬぅぅ.........」









悩んでから彼此１０分。





唸り過ぎたのか、先客の方が声を掛けてきた





中原「お、オイ.....手前どうした、見ててコッチが疲れてくる」









A「あ、済みません。けど決めれないんですよ、何方も素敵で」









中原「その気持ちも分かるが......そう云うのはパッと決めて買っちゃった方が良いんだよ」









A「成る程......じゃあ貴方が決めちゃって下さい。えーと.........」









中原「中原中也だ。んで、良いのか？初対面だぜ？」









A「えぇ。あ、私は円地Aです」









中原「A、ホントに決めて良いんだな？」









A「良いですよ良いですよ。チャチャッとどうぞ」








中原「じゃあ............」









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立原「またアンタ帽子買ったのか。」









A「うん、なんかカッコ良くて小さい人に選んでもらった！」









立原「小さい？」








A「私と同じ髪色の」









立原「.............中原中也？」









A「うん。」









立原「ポートマフィア幹部だぞ」









A「うん......はっ？」








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白い紙袋には、新品のボーラーハットが入っていた。






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条野さんも好きだけど、中原さんも素敵やで。



推し！






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少し更新停止します......

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