【テニスの王子様】既婚者はトリップしました。 (ページ33)

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授業が終わり、部活に向かおうとバッグを背負った時、ドアの方から悲鳴が聞こえた

慌てて向かうと小柄な女の子が倒れていた

人をかき分けてその子のそばに座り、おでこに手を当てるととても熱かった

『意識はあるみたいだな...

ちょっと、ごめんね』

カバンを下ろし、その子を姫抱きにすると保健室に向かった

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保健室のドアを開け、ベッドに寝かせると棚にあった冷えピタを貼った

これで、少しは良くなるといいけど。

丸井「ん？あ！お前、新しく入ったマネージャーの...誰だっけ」

ふっと声がした方を見ると丸井くん。
てか...名前もう忘れちゃったのね

『Aよ。それよりどうしたの』

丸井「あー、ちょっと擦りむいちまって...」

膝を見ると、ちょっとどころではない怪我をしていた

格好は体操着、最後の授業が体育だったのだろう

丸井くんに水道水で洗ってくるように言い、ガーゼと消毒液を用意した