【テニスの王子様】既婚者はトリップしました。 (ページ27)

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２４テニスページ27

今、私は2人で幸村部長の部屋に残っている

もう1人は仁王くんだ。

なぜなら皆、親が電話をかけてきて帰ってしまったのである

ああ見えて中学生、夜道は危ないだろう

仁王くんにも帰っていいと伝えたのだが、家が隣だし送るぜよ。

と、言って聞かなかったので渋々。

重たい空気の中、幸村部長が口を開いた

幸村「ねぇ、Aっていったよね？
少し聞きたいことがあるのだけど。」

仁王「俺と言いたいことが同じすぎて驚いたぜよ
俺も、ちとAに聞きたいことがあるぜよ」

『な、なに？二人揃って...怖いんだけど。』

二人の後に黒いオーラが見える
怖い怖い

幸村「A、君はいったい、何者なの？
何を隠して、笑顔を貼り付けているの？」

仁王「俺は立海のペテン師...俺の目は誤魔化せないぜよ」

っ...

この人達に話して、いいのだろうか

信じてくれるだろうか

見放さないだろうか。

そんな心配と裏腹に、

“この人達なら大丈夫”

という妙な自信まである

私は思い切って口を開いた。