75話 ページ28
「ごめんよホルホル君」
「反省したか」
「してない」
「そこは嘘でもしたって言っとけよ」
「何したら許してくれんのよ」
「俺以外の男にはああいう事すんなよ」
「ホルホースだったらいいのかよ」
「あと俺の女になれ」
「何故そうなったんだ本当に」
「お前から目を離していられない」
「どっちの意味で？」
「両方……いわせるな」
「ははは、こいつおもしれえ」
「心の声でてるぞ」
「うーむ、別にいいけどね」
「いいのか！」
「別に好きな人とかできないしできるわけないし」
(フラグの建設が完了しました)
「じゃあお前さん俺に脱げっていわれたら脱げんのか」
「その質問は先ほどの過程を忘れて言っているのかな？」
「…」
「まあできるけど」
「できないって言って欲しかったよ、俺はな」
「私別に生娘じゃないし」
「…」
「じゃあ聞くけど、ペットとか犬とかの前で着替えられる？」
「…YESだな」
「それとおんなじ」
「…そういわれたら何も言い返せなくなるじゃねえか」
「ははは、許してよ」
頬にキスしてやればホルホースは驚きに目を見開いた
「…お前」
「で？誰の女になれって？」
「……勝てねえ」
「まだ勝つ気でいたのが驚きだよ」
そんなこんなでとりあえず今夜は寝ることにした
「ベッドが二つで俺は心底安心してるぜ」
「もっとからかってあげようか？」
「やめてくれ」
「ホルホースはタラシのくせにこうやって攻められるのが弱いのか」
「その言い方はやめてくれ」
「遅いから寝たら？疲れてるでしょ？」
「ああ…」
ホルホースはその後すぐに眠った
私はベッドから降り、頭を撫でてから外に出た
夜の街に繰り出し、狭く暗い路地に入り人間が来るのを待つ
「…お姉ちゃん、これ知ってる？」
差し出される錠剤のようなもの
「知ってる」
「これね、アップルっていうんだけどね、飲んだらすっごく早く走れるんだ！最初だから安くするよ？買ってかない？」
「…そりゃあいいね、一つもらうよ」
「じゃあこの一粒はタダであげるよ」
飲んで見て、と急かされるのでお望み通り飲んでやる。とくに影響は来ない。しかし自分の寿命は縮んだのだろう。
「このクスリで縮んだ寿命はあんたの命から払ってもらうね」
「え？」
首を掴んでへし折り、そのまま命をもらう。干からびていく人間だったものを投げ捨て、次の獲物を待つ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 100人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わっしょい - 続きが気になる良作ッ！！ ホルホーーーーーーースがんばれえええwwww！！ (2017年11月7日 1時) (
レス) id: 9377a235ba (このIDを非表示/違反報告)
A.I - とても面白かったです！ 原作沿いで話が進んでいるけど うp主さんのアレンジとても好きです！ 更新頑張って下さい！（＾＾)ﾉｼ (2016年12月18日 11時) (レス) id: 10b1ef589d (このIDを非表示/違反報告)
のこ@二次元love(プロフ) - 続編まで読ませていただきました(≧∇≦) とっても面白いです！更新頑張ってください！ (2016年12月9日 14時) (レス) id: e62f64ea23 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はろー | 作成日時：2016年12月5日 17時
