【ジョジョの奇妙な冒険】その女、吸生鬼につき【DIO】 (ページ28)

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27話ページ28

熱いコーヒーを2人分入れる。私は超苦めにして、ノリアキはよくわからなかったので、スティックシュガーとミルクを用意する

「はい」

「ああ、ありがとう。…それで、単刀直入に言うが」

「スタンド、でしょ？」

「ああ」

話が早くて助かると言わんばかりにノリアキは背後にスタンドを出現させる

「これが私のスタンド…法皇の緑だ」

一言で言えば、メロンだった。そんな事本人には言わないけどね

「ハイエロファントグリーン…そう。じゃあ私のスタンドも見せてあげるわ」

私はThe・Pastを出現させる

「これが私のスタンド。The・Pastよ」

「…」

しげしげと観察するノリアキ

「それで、能力は？」

「これと言って特筆すべきものはないわ。強いて言えば近距離パワー型というところかしら」

ネタばらしはしないよ

「そうか、私は遠隔操作の出来るタイプのスタンドだ」

うん、知ってた。

触手伸びそうだし

Pastはパワーが凄まじく強い。ザ・ワールドに劣らぬ強さだ…その上スピードも素早い。身体能力を試すためにライフル弾を1分間に900発撃つマシンガンで15発程撃ってみたところ、13発掴み取り、2発を躱した。DIOも驚いていた。私も弾丸は受け止められるが、マシンガンはなかなかのスピードだったにも関わらず、私のスタンドは凄かった(自画自賛)

それに、精密動作性も凄いのだ。お馴染みだろうが、銃には''ライフリング''と言う弾を回転させて弾軸を安定させるためのものが付いている。弾のスピードも加わり、高速回転する弾丸を優しく掴み、引きながら指を回転させ、腕も回転する前にパワーで弾を静止させる技術を持っている。まあ、何が言いたいかと言うと凄いと言う事だ(自画自賛)

そして、持続力も本体の私の体力に比例してなかなかのものだ。成長性はよくわからないが、恐らく結構いい方だろう。(投げやり)

射程距離は12メートルと意外と短いが、その強大なパワーの代償と言えるだろう

「私のスタンドは相手の体内に忍び込み、操ることができる」

なんだそりゃ…一体どうやって入っていくというんだ…食うの？口から？メロン？

「それじゃあ、こんな作戦はどうかしら？」

まずノリアキが登校途中の空条ジョータローの足をあの石段の途中で攻撃し、私が空条ジョータローに接触する。
後からノリアキも心配するフリをして空条に接触。そこで先に保健室へ潜入して保健医を体内から操り人質にして空条を攻撃…

という物を私は提案した、ノリアキはそれに頷いた。