23話 ページ24
部屋の空気が揺れたのに気づき、目覚める
「…DIO？」
「なんだ」
「…ありがと」
結局DIOの部屋で泣き疲れて眠ったんだなあ。過去に戻る前と同じ状態だ。スタンドを出すとモニターの表示はまた1987に戻っている
「はあ…なんだかんだ言っても現代で気ままにって方がいいのかもね」
「過去を見つめるだけなど人間と変わりないぞ。A」
「うっ…そうだね」
そういえば
「スタンドの名前、どうしよう」
「ああ、決めていなかったな…それよりAよ、赤石を使えば太陽に耐性がつくとは本当か？」
「なっ、何故それを…！？」
「wryyyyy…本当のようだな」
「…ハッ、ま、まさか…鎌かけ…？」
「私も赤石を手に入れるところから始めよう」
「やめてまじで。歴史に影響受けちゃダメだよ…」
「クク、冗談だ」
心臓に悪いわ…
「スタンド名、スタンド名…」
タイムマシンってのは安直すぎるし能力バレるか…
「…あっ」
「決まったか？」
「…The・Past …てのはどう？」
「過ぎ去りしもの、か…なかなか良いではないか」
「ザ・ワールドっぽいね〜」
ざ・ぱーすと…イイネ！
「さーて、こっちの世界のジョジョも見たくなってきたなあ」
「殺しに行くか？」
「いや、ジョジョは殺したくないなあ。その他はどうなってもいいけど」
「そうか」
ぐーっと伸びをしてベッドから降りる。
「ねえ、ジョジョはどこにいるの？」
「おそらくもう行動を起こすだろう…奴の子孫は日本にいると聞いたが」
「じゃあジョジョも日本にいるかもしれないの？」
「そうだな」
「じゃあ日本行くか」
「1人でか？」
「え？DIO付いてきてくんないの？」
「ふむ、できることならばそうしたいが時差が生まれるだろう。そうなると私は消滅してしまう」
「ああそっか…じゃあテレンスは？」
「いや…それよりももっと適正な奴がいたな…」
ーー
「カキョーイン？」
「ああ。花京院典明君だ……では花京院。Aと日本へ行き空条承太郎を始末してこい」
「はい、DIO様…貴方のためならば…」
「肉の芽？」
「そうだ。こいつと日本へ行けば承太郎へ会えるだろう」
「なるほど。じゃあ私も肉の芽埋められてた方が自然に溶け込めるかもね」
「ふむ、成る程な…しかし大丈夫か？」
「多分平気よ。だってバニラ君に頭吹っ飛ばされて再生途中でももの考えられたし」
「…そうか。では刺すぞ」
ウネウネと動くそれが脳に打ち込まれるのを感じた。平気だわこれ
よし、行くか
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もっぷ(プロフ) - 87年代の携帯電話ってポケットに収まるサイズじゃなかったと思うんですが… (2019年5月17日 18時) (
レス) id: 0cc22efacb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はろー | 作成日時：2016年11月17日 12時
