検索窓
今日:29 hit、昨日:4 hit、合計:80,067 hit

34 ページ35

「ああああ!!!もう終わんないよ!」









「煩いな!もっと静かにできないのか!」









「ひぃ!す、すみません!」






また先輩に大量の書類をもらい、仕事が遅い私は上手くできない自分にイライラしていた。


こうやって、風見に怒られるのは何回目だろう。









「また何かあったのか?A。」







「あ、降谷さん。」









でも、最近降谷さんが私に構ってくる。

まあ、事故でキスをした仲だがあれから気まずくなったことも1度もないのだ。







「いやー、午前中に渡された書類、まだ終わんないんですよね……」






「……お前、それ、何時にそれ渡された?」








「え?えっと……出勤時刻ぐらいだから、6時ぐらい?」









「……今もう、19時だぞ。」









え?っと思い、壁に掛けられた時計を見る。
カチカチと鳴りながら針を動かす時計。
確かに、短い針は数字の9を指している。









てことは?
6時から?19時?(お昼ご飯抜いて)









13時間……?






え?死ぬんじゃない?
それに気づかない私なんなの?バカなの?
13時間はやべぇよ。死ぬて。









「……これは明日は隈凄いことになるぞ。」









風見、そんなこと言わんといて!









「……はぁ……仕方ない、おらAその書類貸せ。」









「「え?」」









思わず、風見と声が合うくらいの衝撃だった。
え?だってあの降谷さんだよ?
スパルタで、いつも目の下に隈ができてる降谷さんだよ?









“いいから!”と私の手元にある大量の書類の3分の2を降谷さんは手に取った。





私はそんなことさせまいと、









「ちょちょちょ!だ、ダメです!降谷さん!そんな優しさ持っちゃダメです!」









「そ、そうですよ!降谷さん!全部Aに任せてください!」









おい風見それはそうだけど言い方は酷いぞ。
ていうか、これ私のなんだけどね。







「はぁ……煩いな。これは俺の好きでやってるんだ。早く終わらせたきゃ口じゃなく、手を動かせ。」







すると、降谷さんは私の頭を鷲掴みし顔を近づけこう言った。







「いいな???」








「は、はぃ……」








いや、怖いけど好きでやってるって惚れるんですけど!
降谷さんってツンデレなのね!
そうなのね!もう可愛いかよ((

35→←33



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (88 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
350人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 降谷零
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夜空 -Night Sky-(プロフ) - あなたの上司です((( (2020年6月10日 19時) (レス) id: 2b2a41cc61 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 -Night Sky-(プロフ) - 夢主ちゃんそれなですw (2020年6月8日 18時) (レス) id: 2b2a41cc61 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇありー(プロフ) - juno108さん» 完結した後書こうかな…… (2020年6月7日 17時) (レス) id: dcb417370f (このIDを非表示/違反報告)
juno108(プロフ) - 風邪の時の降谷さんsideすっごく気になる、、 (2020年6月7日 15時) (レス) id: 73960369a7 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇありー(プロフ) - juno108さん» ありがとうございます!更新頑張りますね! (2020年6月7日 6時) (レス) id: dcb417370f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ふぇありー | 作成日時:2020年5月21日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。