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「にしても、お前。
ほんとに風見に手伝ってもらってよかったな。」




「はい。そうですよね!私1人だったら4倍以上掛かってますから!」




「自信満々に言うな。」






「えへへ……ていうか、降谷さん。」




「ふぁー……なんだ?」





「寝てないですよね?」




降谷さんを見るからに、隈がすごく濃い。
さっきからあくびすごいし。




「……まだ四徹目だから大丈夫だ。」





「いや、四徹目!?降谷さん、早く寝てください!」




「……いや、まだ仕事が残って」



「はいはい!はやく行きますよ!」



無理矢理、降谷さんの背中を押してこもりっぱなしの部屋からでる。






仮眠室……は……どこだ?





「……右の突き当たり。」






「あ!そうだ!はやく行きますよ!」








降谷さんを仮眠室へ連れて行き、ソファに無理矢理座らせる。





「……はぁ……寝てやるから早く戻れ。」





「え?寝るんですか?」






「お前が寝ろって言ったんだろ!」





「そうなんですね!では!おやすみなさーい!」




「はいはい。おやすみ。」




降谷さんからの貴重なおやすみをもらった今日は
すごくいい一日だな。


あ、降谷さんに言い忘れた!







「降谷さん降谷さん!」





「…………」






「あれ、寝ました?」





「……」




「降谷さん、寝たんですか?
寝たかどうか言ってください!」




「寝たら、喋れないだろ!」




「あ!やっぱり起きてたんですね。」





「お前がうるさいから、起きたんだよ。
あともうちょっとで寝れた……
お前、変なところでバカだよな。
だから、“バカ犬”なんて呼ばれるんだよ。」





「ば、バカ犬ってなんですか!私、犬じゃないですよ!」






「バカは承知してんだな。」







「あ!あと!降谷さん、何かあったらすぐ私呼んでくださいね!呼ばれたらすぐに行きますから!」








「……A、お前……もしかして、
そんなことで俺を起こしたのか?」







「?はい!そうですよ!
一応、言っとこうかなーと。」




「…はぁ……お前な。」





「金森ー」




「あ!はーい!すぐ行きまーす!


それでは!降谷さん!ごゆっくり。」





「……」





(あいつ……あれで成績トップだったのかよ。)

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夜空 -Night Sky-(プロフ) - あなたの上司です((( (2020年6月10日 19時) (レス) id: 2b2a41cc61 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 -Night Sky-(プロフ) - 夢主ちゃんそれなですw (2020年6月8日 18時) (レス) id: 2b2a41cc61 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇありー(プロフ) - juno108さん» 完結した後書こうかな…… (2020年6月7日 17時) (レス) id: dcb417370f (このIDを非表示/違反報告)
juno108(プロフ) - 風邪の時の降谷さんsideすっごく気になる、、 (2020年6月7日 15時) (レス) id: 73960369a7 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇありー(プロフ) - juno108さん» ありがとうございます!更新頑張りますね! (2020年6月7日 6時) (レス) id: dcb417370f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふぇありー | 作成日時:2020年5月21日 19時

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