ポアロの隣の花屋さん。【安室透】【降谷零】

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「じゃあ、作りますね。」




「はい。よろしくお願いします。
……あの、よければ手伝わせてください。」





「え、悪いですよ！安室さんは黙って座っててください！」





「違うんです！……Aさんと、一緒にしたくて……」







”ダメですか”と安室さんが手を握って、目をうるうるさせてきた。
あれ、ちょっと待って、






犬の耳としっぽ見えるんだけど。
え、何これ……犬なの？
こんな顔のいい大型犬いる？







目をゴシゴシしても取れないんだが。
幻覚じゃないの？






「……？Aさん？」




「え、あ、はい。喜んで((」




「なにつくるんですか？」




「ハンバーグです。これだけは私の得意料理なんですよ。安室さんほどでは無いですけどね。」





「Aさんの作る料理はなんでも美味しいと思いますよ。」






これだからイケメンは……
こいつ、できるっ！！！





「あはは……ありがとうございます。」







そして安室さんと協力し、ハンバーグを完成させた。
安室さん、包丁使うのうまかったな。
めっちゃ速かった。








「いただきます。」






ハンバーグを口に運ぶ。




「ん、うまっ！」




「ほんとだ。美味しいですね。」





「お店のより美味しい気がします。
久しぶりにこんな美味しいもの食べました。」





「それは、Aさんのおかげですね。
すごく美味しいです。」





いやいや、全部安室さんやってた気がするが？

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