ポアロの隣の花屋さん。【安室透】【降谷零】

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自分たちの部屋の玄関の前まで着いた。



「じゃあ……安室さん、今日もお疲れ様でした。
明日もよろしくお願いします。」




「あ、はい。お疲れ様です。
では……おやすみなさい。」




”はい、おやすみなさい”と言って、
部屋へ入った。









「ふぅ……勘弁してくれ。」





そんな声が聞こえたとも知らずに。









「はぁ……今日も災難だった。」





坂本さんが私のことをそう思ってたとは……
まあ……イケメンだけど、やっぱり好きな人と結ばれたいじゃん？




まだ、返事はできないな。





そう思いながら、ティーカップに入った紅茶を1口飲む。



「はぁ……あったまる……」





テレビを見ながら、紅茶を飲む。



「今日、午後5時頃。20代女性が40代後半の男にわいせつ行為をされたとして、被害届を提出しました。」






「えぇ……怖……」







「まだ捕まっておらず、現在警察が行方をおっています。」







「えぇ……捕まってないの？」




なにそれ、こわ……






ピンポーン




……え



これは？おっと？





ピンポーン




まあ……そんな訳ないよね。

開けるか。






「はーい」




扉を開けるとなんとそこには






安室さんがいた。





ほら、やっぱりいないね。

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