ポアロの隣の花屋さん。【安室透】【降谷零】

20 ページ21

坂本side




「はぁ……さすがに1人はきついよな……」




アルバイト募集のポスターを貼ったが、
誰1人申し込んできてくれない。
まあ……そんな甘くないか。





お葬式の日や祭りの時、母の日のプレゼントなどによく使われる花。
そのシーズンになるとすごく忙しくなるのだ。






「1人でやらなきゃよかったかな。」




そう呟いた時、





「すみませーん？」




あぁ……またお客さんか。
いつアルバイトがくるか、待ち遠しい。






「はい、なんでしょうか。」




「これみて来たんですけど……」




さらさらロングで黒髪の、目が黒くて
とても綺麗な女性だった。




そして、彼女が指を指したのは

アルバイトの募集の紙だった。









それから、彼女、Aさんと一緒に仕事をすることになった。
まあ……俺が店長だからもちろん合格だけど。





Aさんと一緒に仕事をするたび、
俺はAさんに惹かれていった。



最初は、優しく接した方がいいか。と、
敬語をつかっていたのだが、Aさんと話していく度、自然と敬語が抜けていってしまう。





そして、俺の行きつけの”ポアロ”に連れていった。
彼女は安室さんを知っているようだが、ここで働いているとは知らなかったようだ。
若い子にはとても人気なのに。







安室さんとAさんが、話していたところを見ると
少しだけヤキモチをやいてしまうようだ。
少し、心がモヤモヤする。









俺はどれだけ

Aさんが好きなんだ。

21→←19

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す