ポアロの隣の花屋さん。【安室透】【降谷零】

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「あ、安室さん……すごい車ですね。
私、乗っちゃって大丈夫ですか？」




だって中も綺麗だもん。
私乗ったら絶対汚れるわ。






「大丈夫大丈夫です。いいから乗ってください。」





安室さんに背中を押されて、無理矢理助手席に乗せられた。
うん、ふかふか。




「すみません。僕が言い出したことなのに……」



おっと、急にどうした。





「お家はどちらですか？」




「あ、えと、ここを右に……」









「すみません安室さん、送ってもらっちゃって……安室さん、違う方向ですよね？ほんとにごめんなさい。」






「……いや……」






ん？どした？
なんか……めっちゃびっくりしてるけど。
安室さんってベビーフェイスなんだな。
かわいい((








「僕も……同じマンションです……」






「え？」









いま、エレベーターまで一緒に乗ってます。
いや、嘘でしょ？
こんなイケメンいて気づかない私って……
どんだけバカやねん。






まあ……階は違うよね。




あれ？フラグ立てた？あれ、フラグ((





「あれ？Aさん。階も同じなんですね。」




フラグでした。





まあ……部屋は遠い……よね。

「……部屋は……隣です……ね。」






「……嘘でしょ」

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