先生、俺を見てどうぞ【ダーモト】

とりあえず ページ8

ダーマside


『……何見てんだよ』

「そりゃ見るだろ！てか、よく考えたらさ、
出会ってから間もない人の家に住むとか
バカだね」

『いや確かにバカだけど…助けてやったんだからな？感謝はないのか？』

「…………ぁ、ありがとう…」

『おーデレたな』

「でっデレてねェし！」

『んー動くな動くな。手当してやってんだから

ずれると痛くなるぞ』

「っ、痛っ…」

『ほら言ったそばから。』

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『よし、終わり。風呂はいってきな』

「えぇ……痛そう…」

『高校生のお前なら我慢できる！』

「ふぇえ……」

ーーーーーーーーーーーーーーー

『どうだった？』
「全然痛くなかった。」

『それはよかっ…ってコラ！上裸でくんな！
服着ろ！』

「別にズボン履いてんじゃん！いいじゃん！」

「悪かねーよ！」

『とにかくやめろ！理由無し！服着ろ！』

本当は理由あり。色気だだ漏れ。無防備。

「はぁい。……先生の服、ズボンなら
どうにかなるけど、服おっきいねェ。」

『ぶっかぶかだな。』

「うん…」

『俺はお前が寝たら入っとく。
とりあえずメシ。』

「なんかあんの？」

『カップ麺』

「…不健康。俺がなんか作る」

『あァ？冷蔵庫なんも入ってねェぞ』

「…………ふむ、こんだけあったら十分。
待ってて。すぐ作るね」

『おう』

…………いっっやかわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい！！

なんだよ「ふむ」って！！

可愛いの極みかよ！！

あああああああああああああああ

なんて思ってるうちに、
「できたよ！」

はい可愛い

「『いただきます。』」

俺が一口食うと、心配そうな目で
こちらを見てくる。

「…おいしい？」

なるほどそういうことか

『うん。めっちゃ美味いよ』

「マジ!?やったぁ！」

「お父さんに毎日作ってたの。結局は
全部食べてくれるんだけど、不味い不味いって……美味しいって、初めて聞いた」

『毎日食ってたいくらいうめェけどな』

「………………」
……あれこれってプロポー…

「…ぷはっ笑 いいよ！モトキ様が、
毎日作ってあげる！言っとくけど俺をお嫁さんにするのはハードル高いよ！」



そのあと歯磨きをして寝ようと思った。


そこには、(くそちっさい)アクシデントが……

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