第四百三四訓 ページ16
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私は近藤さんの元へと歩く。
その間にもトシや総悟の隣を通ったけど、
怖くて顔を見れなかった。
みずは「近藤さん、みんな。
今までお世話になりました。そしてごめんなさい。」
そう言って私は懐から辞職届を出す。出す。あれ。
うそ、無い。
銀時「お嬢さん。何か大切な手紙でもお探しで?」
みずは「!?何でここに、」
近藤さんの隣には何故か銀時が居た。
私はツカツカと銀時の元まで行く。
みずは「まさか、あの時に?」
銀時「おう。」
そう言って銀時は笑う。
みずは「人が一体どんな覚悟で辞職届を書いたと思って、」
近藤「辞職届?あぁ、そういやさっきトシがライターで何か燃やしてたような。それに辞職届って書いてた気がする。」
みずは「え、ライター?」
え、嘘。どういう事。
近藤「みずはちゃん、
何か俺に出したいものでもあるのかい?」
みずは「え、あの、だから」
嘘でしょ。私があんなに覚悟を決めて書いた辞職届を簡単にライターで燃やしただとォォォ!?
みずは「でも私が隠してたせいで真選組に迷惑を、」
松平「迷惑?そんなもんお前ら真選組が出来てからたっぷり掛けられてる。今更だァ。」
みずは「私、黙ってたのよ?全部。
みんなを裏切ったのに、」
土方「話は全部外で聞いてた。言えなかったんだろ?お前は隠したんじゃねェ、怖かったんだろ?」
みずは「私は攘夷志士なのよ!?」
沖田「それは元、でしょ。
思い出して下せェ、俺らは元々攘夷浪士みたいなチンピラの集まりでしょ。」
みずは「なんで、」
近藤「決まってんだろ、俺たちは仲間じゃねェか!」
私が何を言っても皆返す。
やめてよ、もう迷惑はかけたくないの。
山崎「山崎退、只今戻りました!」
突如聞こえた退の声。
退は何か書類を持っていて
それを近藤さんに見せた。
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みかん - ナウシカ♪さん» 完結お疲れ様でした!!ただ、ちょっといやかなり寂しいですが…と思ったら続編があったァァァ!!!!よかった!今月一番ホッとしました。 (2018年2月28日 17時) (レス) id: 4389491407 (このIDを非表示/違反報告)
ナウシカ♪(プロフ) - 暁さん» ありがとうございます!!さてさて改めて続編が金魂になりましたね笑まだ金魂の方は終わりそうにないです、、、!!! (2018年2月27日 19時) (レス) id: 043a97a17f (このIDを非表示/違反報告)
ナウシカ♪(プロフ) - さっくぅさん» さてさて終わる終わる詐欺になるのでしょうか、、、!?続編が出来ましたのでこちらもよろしくお願いしますね! (2018年2月27日 19時) (レス) id: 043a97a17f (このIDを非表示/違反報告)
さっくぅ(プロフ) - 本当に終わりですか!?終わる終わる詐欺ですか!?そうであってほしい! (2018年2月27日 7時) (レス) id: 964aa4279e (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - この作品完結!!私はこの小説気に入ってたのですがショックです。 (2018年2月27日 6時) (レス) id: d89e7bb0b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナウシカ♪ | 作成日時:2018年2月6日 22時