黒尾先生と私 ページ2
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うちの学校にはモテる先生がいる
爽やかな少女漫画に出てきそうな見た目
そして見た目通り優しくて少しおちゃめなところも
「そりゃあモテるよね.......菅原先生」
「何それ俺への当てつけ??」
騒がしい昼休み
でもそんな騒がしさもあまり聞こえない端にある
ここ、第二理科室
コーヒーの匂いが充満していて
微かに薬品の匂いがする
「私はクロちゃんの方がかっこいいと思うよ」
「はいはい、そう言うと思ってましたー」
「キュンとした?ねぇ、キュンとした?」
そう言ったら紙で頭を叩かれた
暴力だー と反論したら、 正当防衛でーす と
反論し返された
正当防衛って.......失礼な
「ていうか江波お前、昼ご飯ぐらい友達と食えよ」
「たまに食べてるよ、でもクロちゃんといる方が楽しいんだもん」
はいはい と流されたけど
多分ちゃんと伝わっているはず
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黒豆粉 - この小説、好きです!!更新楽しみに待ってます!!応援してます!頑張ってください!! (2019年9月27日 16時) (レス) id: a216a85358 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノア | 作成日時:2019年9月23日 13時