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幼い頃から好きになる芸能人、キャラクターは決まってすこぶる可愛い女の子かナイスバディな美女でもしかして私は変態なのかな…？なんて思っていた
実際変態だった。
変態というのは凄いもので、自分の願望を叶えるためならどんなことでも耐えられるのだ
高校も大学も芸能事務所に入るためだけに選んできた私は唯一の内定をくれたpledisという芸能事務所に入社した。
ここで！かわい子てゃん達のマネージャーになって彼女たちを世界一にして！余生は隠居生活！可愛いメイドを雇ってかわい子てゃん達に看取られながら死ぬんだあ！
って思ったのに、配属先は男性アイドルグループ。
しかもやたらと人数が多く騒がしいとこに配属されてしまった。
まぁまぁ、男性グループだとしても、出会いがない訳ではない。
共演者とかね！いるからね！大丈夫！
自問自答しながら彼らの元へ挨拶しに向かう
緊張するなぁ…初任の先生とかこんな感じなのかな…？
なんて思いながら彼らが住んでるという宿舎に向かう
まだ彼らはまだデビューしていない。正確に言うとデビューは決まっているものの、という状態だ。
今まで事務所の人がたまに付くくらいで殆どは自分で行動しなければならない
そんな中、とうとうあのSEVENTEENPROJECTを終えて、デビューが確定し、今はデビューアルバム制作というとてつもなく忙しい時期なのだ。
練習室⇒家⇒練習室⇒家、という生活が続いてるらしい。きっとピリピリしてるんだろうな……
そんな中急に私みたいな半端もんが来たらどう思うだろうか……
「ふぅ…大丈夫！お土産持ったし！……お土産しか持ってないけど……」
ドアの前でうろちょろしてしまう。勇気が出ない…
こんな時はケータイの待ち受けのソリョンちゃんを見る。
「うん…きゃわわ♡」
よし元気出た！ピンポン押したれ！
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作者名：なぺち | 作成日時：2018年10月15日 0時
