宝物 ページ5
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初日の公演を無事に終え片付けに入る
YH「今日も大成功だったねチャミナ」
CM「はい、ヒョンもお疲れですよ〜」
Aさんに手伝ってもらいながら着替えを済ませホテルに行く準備をする
Aさんとも何か語りたいと思ったけどAさんは僕らの着替えを手伝ったあとは会場等の片付けで忙しくなかなか会えなかった
YH「チャミナ〜車来たよー」
CM「はーい、ってあ！！」
携帯がない
楽屋に忘れてきた…
YH「どうした？」
CM「ちょっと、すぐ戻るんで先に行っててください」
そう言って楽屋にダッシュで戻る
ガチャ
勢いよく楽屋の扉を開くとそこには
CM「あ、Aさん…」
Aさんが1人、すごく悲しそうな顔をしながらしゃがんで何かを探していた
「あ…お疲れ様です…どうかされました？」
CM「え、あ、いや…携帯忘れちゃって…」
「あ…それなら…」
そう言ってAさんがカウンターに置いてあった僕の携帯を持ってきてくれた
「これですか？」
CM「はい！ありがとうございます、Aさんもなにか探し中ですか？」
「え…うーん、まぁ…」
CM「もしかして、これじゃないですか？」
そう言ってポケットからライブ前に拾ったネックレスを出した
ライブの準備が整ったあとの空き時間にホックの部分もすぐに返せるよう直しておいたんだ
「あ！ど、どこにありました？」
CM「Aさんが走って行ったときに落ちたんですよ。ホックの部分が壊れてたので直しておきましたよ」
「ありがとうございます」
Aさんは僕からそのネックレスを受け取るとすごく安心したような表情をして、すぐ鏡の前に行きネックレスをつけた
CM「大切なネックレスなんですね」
「はい…これは私の宝物…一瞬たりとも離したくないものです」
そう言いネックレスを握りしめた
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夏 - 続きがとても気になります^ - ^ (2016年5月1日 14時) (
レス) id: 4f43e157fd (このIDを非表示/違反報告)
夏 - 面白かったです。 続きを楽しみにしています。 (2016年2月26日 20時) (レス) id: 2cda5d8848 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおり | 作成日時：2015年11月30日 20時
