彼女の過去 ページ12
.
CM「僕の彼女に何か用ですか？」
僕の一言で派遣男は目を丸くする
派遣男「はぁ？笑 お前東方神起なんかと付き合ってんのか？笑」
「ちが…」
否定しようとするAさんを黙らせるため強く抱きしめる
派遣男「やめとけやめとけ、こんな汚い女」
CM「汚いだと？Aさんのこと何も知らないくせにそ…」
派遣男「知らない方はそっちだろ」
CM「は？？」
派遣男「おいA、お前どうせ言ってねぇだろ…なんなら俺が暴露したっていいぜ」
「嫌っ…やめて」
派遣男「この女はなぁ昔」
「言わないで！」
派遣男「いろんな男たちと」
「やめて！」
派遣男「ヤッて金稼いでるんだぜ笑」
男はそこまで言い笑う
Aさんは黙って俯く
CM「Aさんは汚くなんかないです、もう二度とAさんに近づくな」
僕は派遣男にそう言い
Aさんを力強く抱き寄せホテルのエレベーターに向かった
エレベーターに乗り、自分たちの部屋のある階のボタンを押す
少しの沈黙のあとAさんが口を開く
「私は汚いんです…」
CM「そんなことありません、Aさんは綺麗な女性ですよ」
「そんなこと…」
エレベーターのドアが開きAさんを部屋まで送る
「迷惑をかけてしまってすみませんでした」
CM「迷惑だなんて思ってませんよ、でも…」
「でも？」
CM「その…気になります、僕に話してくれませんか？Aさんの過去…」
一瞬目を見開いたAさん
少し間があったものの黙って頷いてくれた
「どうぞ」といいAさんは僕を部屋に入れてくれた
ーーー
Aさんは涙を流しながら過去について僕に語ってくれた
こんな辛い思いをしてきていたなんて…
早く気づいてあげればよかった…
僕はそっとベッドの上で涙を流すAさんを抱きしめた
これからは僕があなたを守ります
それから
「遅くまで付き合わせてしまってすみません」
CM「いや、僕が聞いたことですから、Aさんも疲れてるのにすみません」
「いえ、私は大丈夫です」
「おやすみなさい」そう言い合って僕はAさんの部屋を出た
でも今日聞けた話はほんの一部だったんだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 322人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏 - 続きがとても気になります^ - ^ (2016年5月1日 14時) (
レス) id: 4f43e157fd (このIDを非表示/違反報告)
夏 - 面白かったです。 続きを楽しみにしています。 (2016年2月26日 20時) (レス) id: 2cda5d8848 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しおり | 作成日時：2015年11月30日 20時
