好き ページ39
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目が覚めてリビングに行くと
酔い潰れたチャンミンさんが
ダイニングで寝てた
かなり飲んだのか辺りは空き缶やお菓子で
散らかってた
はぁ…
ため息をついて片付ける
まぁこれも仕事だから…
ブランケットをかけてあげて洗い物をしようとした
CM「A…さん…」
え？
名前を呼ばれた気がして振り返るも
チャンミンさんは寝てる
なんだ寝言か…
目線を手元に戻し洗い物を再開するもまた
CM「お腹…空いた…」
寝言で会話できるぐらいはっきり喋ってくるこの人(笑)
はいはい、今から作りますよ…
そう心の中で呟いた
今は仕事なんだしチャンミンさんの
いうことを聞かなくちゃ…ね
今後の仕事をやりにくくしないためにも…
トゥギオッパには悪いけど…
でもいざそれをトゥギオッパに言うと思うと
きっと言い出せないんだろうな…
会えなくなるのは辛い…
こんなに本気で悩むって
私…トゥギオッパのこと…
好きなのかもしれない…
ーーー
朝ご飯を作りチャンミンさんの周りに並べる
さぁ起きろ
と念を込めるとチャンミンさんの鼻が
ピクピク動いた笑
CM「はっ」
勢いよく起き上がると目の前にあるご飯に釘付け笑
CM「朝から豪華ですね」
「寝言でお腹空いたって言ったので…」
CM「え？？」
すごく驚いた顔をしたもののすぐまた
椅子に座り直して早速食べ始めた
あんなに飲んでて二日酔いにならないの？
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作者名：しおり | 作成日時：2022年7月6日 23時
