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条件 ページ38

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無言の道のり…



エレベーターってこんなにも遅かったっけ

気まずい時間が続く




チャンミンさんも何も話さない…


もちろん私から話すこともないけど


家に入り

すぐに自分の部屋の布団に潜った



トントン…


とノック音がした



CM「Aさん、ちょっと良いですか?」



私が何も返事しないのでそっと部屋に
入ってきたチャンミンさん



CM「浴衣…もう準備してあったんですね…ヒョンに買ってもらったんですか?」



「…」



CM「いいですよ…2人で行ってきてください…」


「え?」




布団から顔を半分出してチャンミンさんの
様子を伺った



浴衣を悲しそうに見つめてた



チャンミンさんが何を思っているのか…

ほんとに読めない…



「本当に…行ってきていいの?」



CM「はい…ただ…」


「ただ?」



CM「一つだけ…条件があります…」



大体何言われるかわかった…



「なんですか?」



CM「ヒョンと2人きりで会うのはこれで最後にしてください」



そう言われるってわかってたけど
いざ言われると辛い…


浴衣も買ってもらったしどうしても
トゥギオッパと花火大会に行きたくて…


「うん」って言ったら今後もう会うことができない
と思うと怖くて…


何も返事が返せない


なんとも言えない沈黙が続いた



CM「条件はそれだけです…お願いします」


そう言いチャンミンさんは部屋を出ていった


どう…答えたらいいの…


考えても答えが見つからず


私はそのまま寝落ちした

好き→←嫌い



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作者名:しおり | 作成日時:2022年7月6日 23時

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