夢？ーCMー ページ32
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Aさんが突然外出すると言った時
トゥギヒョンの顔が脳裏に浮かんだ
様子を伺ってると
1人で行くとは考えられないくらい
お洒落をしてて
気付いたらAさんの腕を掴んでた
CM「誰とどこに行くんですか？」
「ひ、1人で買い物です…」
CM「そうですか…」
嘘…この動揺はどう見ても何かを隠してる…
不安に駆られた僕はそっとAさんを抱きしめた
CM「そんな可愛く着飾って…心配になります。気をつけて行ってきてください」
「わ、わかりました」
そんな僕から逃げるかのようにAさんは足速に
家を出ていった
もし…もし本当に1人ではなくトゥギヒョンと
一緒だとしてこのままAさんが
トゥギヒョンとくっついてしまったら…
この3年間どう過ごせばいいの…
ーーー
Aさんの帰りをキュヒョンとゲームをしながら
待ってたけど気付いたら寝てしまってた
ソファーから起き上がると
何やら言い争いの言葉が聞こえ振り返ると
キュヒョンがAさんのことを抱きしめてた…
…え、どういうこと？
え？これ夢？
眠い目を何度も擦って何度も2人を見直したけど
キュヒョンがAさんを抱きしめてる…
いまいち状況が読めず混乱してると
Aさんの抵抗によりキュヒョンが離れた
CM「何してるんですか？」
声をかけると2人ともびっくりしたような顔をして
僕のことを見た
KY「はは、Aちゃんが可愛いからついいじめてた」
CM「あまり変なことしないであげてください」
キュヒョンはヘラヘラしながら
Aさんから離れダイニングの椅子に座った
Aさんはそんなキュヒョンに見向きもせず
何事もなかったかのように料理を始めた
CM「大丈夫ですか？」
「…」
Aさんにそう聞くとめっちゃ不機嫌そうな顔で
僕を睨んだ
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作者名：しおり | 作成日時：2022年7月6日 23時
