誰にも渡さない (ページ30)

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本音ページ30

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車まで少し距離がある

その間もずっとオッパは手を離さなくて

ずっと1人で喋ってる笑

LT「帰したくないなぁ」

「え？」

LT「あ、いやなんでもない笑」

トゥギオッパ今「帰りたくない」って言った？

何かオッパも嫌なことがあるのかな…

私も帰りたくない…

このまま2人でどっか行きたい…

車に乗るとオッパがいきなり紙袋を渡してきた

LT「Aちゃんにこれプレゼント！」

「え！？プレゼント？昨日の今日で？笑」

LT「うん、開けてみて」

紙袋の中を見てみると花柄の白い浴衣が入ってた

「え！？何これ」

LT「今度さここの海岸で花火大会があるんだけど2人で観に来ない？」

「え、花火大会？！うん！行きたい！」

LT「よかった！じゃあその時はその浴衣着てきて」

「もちろん笑私浴衣持ってないからすごく嬉しいです、可愛い…」

下駄やポーチまでセットで入ってて流石準備がいいなって思った笑

LT「そうなの？笑なら尚更良かった」

「大切にします」

LT「ありがとう笑」

問題なのは夜の外出をチャンミンさんが許してくれるのか…

LT「ところで、夜外出できるの？」

「な、なんとかしまーす…」

きっと、うまいこと言えば許してくれるよね…？

楽しい時間もあっという間に過ぎ家についた

LT「また何かあればすぐ言って、駆けつけるから」

「ありがとうございます笑」

LT「じゃあまた連絡するね」

ニコッと手を振りながら車を発進させたオッパ

はぁ…

家に戻りたくない…