恋人 ページ42
.
会場に着くとたくさんの出店が並んでた
LT「何か食べ物買おうか」
「うん、いっぱい食べたい」
終始オッパは人混みの中で離れ離れにならないよう
私の腰に手を回してくれてる
そして顔近い…笑
LT「じゃあ俺は焼きそばに唐揚げ」
「私は綿飴にリンゴ飴」
LT「いいね、じゃああとはフライドポテトにかき氷に…」
「待ってどんだけ食べるの？笑」
食べ物をたくさん買って人気の少ない海岸に座った
私たちの間にはたくさんの食べ物が並んでる笑
店開けるんじゃないかってくらい笑
LT「そうだ写真撮ろ」
「うん、いいよ」
2人で顔を寄せあって写真を撮った
LT「後で写真で送るね」
「ありがとう」
2人で初めて写真を撮った
ちゃんと笑えたかな…笑
食べながらいろんな話をしてたら
いつのまにか花火が始まる時間になった
LT「もうすぐ始まるね」
「うん、楽しみ」
花火が始まって欲しいような…
始まってほしくないような…
この花火が終わったら…
もう会えなくなってしまうから…
時がここで止まってくれたらいいのに…
そんなこと考えてたらオッパがそっと手を重ねてきた
重ねて来たと思ったら恋人繋ぎに変わった
もう恋人にしか見えないね
音楽と共に花火が打ち上げられた
「綺麗…」
LT「Aの方が…」
「え？」
何か言われた気がしてオッパの方を見たら
目があった…
その後は何も言わずニコッて笑ってから
前を向き直したオッパ…
長くは続かないこの幸せな時間…
お願い…
このまま花火終わらないで…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しおり | 作成日時：2022年7月6日 23時
