誰にも渡さない

契約 ページ4

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？「ではこちら契約書にサインをお願いします」

　
そう言われて契約書にサインをして印鑑を押した



？「では、仕事は明後日の月曜からになります。泊まり込みの仕事になりますのでそれなりの準備をしておいてください。明後日の15時に貴女のご自宅までお迎えに行きます」




「はい、わかりました。あの、一ついいですか？」



？「なんでしょう…？」



「その雇い主さん？って誰ですか？」




気になったから聞いてみた



？「それは当日まで教えられません」



「は、はぁ…」



？「雇い主さんからもこういう仕事をしてください的な話をされると思うのでしっかりと命令に従ってくださいね」



「は、はい…」


命令？！



とりあえず説明も終わって家に帰宅




今働いてる家政婦の会社に連絡をして
3年間休職させてもらった


急な話なのに社長はすんなりと
OKをくれた




ほんとに申し訳ない…けど





なぜ？





明後日からのお仕事頑張らなくちゃ



とりあえず服とか生活に必要な道具などをキャリーバッグに詰め込んだ




ほんとに雇い主さん…


誰なんだろう…



少しワクワクするような不安なような…



そんなことを考えながら布団に入って寝た

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