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真美はいっぱい喋り尽くして
ちゃっかり名刺入れにサインももらって
私のことをオッパに託して走り去って行った笑
LT「面白い人だね」
「うん、まぁいつもあんな感じ笑」
それから数日経ち
気づけば退職まで残り２日になっていた
真美には毎日のようにオッパのことを聞かれた笑
真美「ねぇどうやったらあんな住む世界違う人と知り合えるの？」
「あ、あのね…驚かないで欲しいんだけど」
真美「散々もう驚いたからもう大丈夫よ」
「ならいいんだけど、私
キュヒョンオッパと幼馴染なんだよね、それで」
真美「は！？キュヒョン？幼馴染！？なにその急展開！」
驚かないって言ったじゃん…笑
「そ、それで急にイトゥクさんを紹介されて…」
それからも終始驚きっぱなしの
真美を落ち着かせるのが大変だった笑
その日の帰り
会社から出ると友樹が待ち伏せていた
友樹「おい」
無視して通り過ぎようとしても
腕を強く掴まれてビルの陰に連れてかれた
「ちょっと、離してよ」
私を壁に押し付けると
すごい形相で私を睨んだ
友樹「俺のことまだ好きなんだろ？華と別れてやったんだ
さっさと俺のとこに戻ってこいよ」
「なに言ってるの？」
友樹「あいつ家事は全くしないわ、仕事の手伝いも一切しないし俺はお前がいないと困るんだよ、一回の浮気くらい許せよ」
とことんなにを言ってるかわからない
友樹の手を振り解こうとも
男の人の力には敵わなくて逃げれない
「私にはもう大切な人がいるから
あなたのところには戻りません」
私がそう言うと友樹は
私の腕を更に強く掴み拳を振り上げた
殴られる…
そう思い目を瞑った
痛みがこない…
ゆっくりと目を開くと
そこには怖い形相で友樹の振り上げた腕を掴む
トゥギオッパの姿があった
LT「俺の女に触るな」
そう言い友樹を私から引き離した
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作者名：しおり | 作成日時：2023年8月21日 6時
