幸せを告げる箱 (ページ41)

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Aside

オッパが帰ってきて毎日が賑やかになった

お互いの仕事が落ち着いたら
結婚式の準備を始めよう

そう約束して毎日仕事を頑張った

私は真美といろいろ相談を重ね
今の会社を辞めることにした

今日はそのことをオッパに話そうと思って
早めに帰宅

オッパはファンへの生配信中で
部屋に閉じこもってたので
終わるまでに夕飯を作った

LT「今日は早かったんだね」

「うん、早くきりがついたから」

生配信を終えたオッパがリビングにきた

2人で席につきご飯を食べ始めた

LT「今日のこのスープすごく美味しい」

「それはよかった」

いつもいつも「美味しい」ってニコニコしながら
食べてくれるオッパに癒される笑

本当に可愛い笑

ご飯を食べ終わり
私は仕事のことを話した

「オッパ…実は今日話したいことがあって」

LT「どうしたの？」

「私、今の仕事…やめようと思う」

びっくりしたのかオッパの目が点になった

これからお金がたくさん必要なのに
そんなタイミングで仕事辞めるだなんて
普通は怒るよね

LT「全然いいよ」

「え？」

LT「これからいろいろ忙しくなるし
A色々と無理してたから休んで欲しかったし
何かしらやめたい理由あるんでしょ？」

「う、うん…」

LT「なんとなく察しはつくけど」

思ってたよりすんなりと許可が降りた

オッパには最近忙しかった理由
営業に移動になることと友樹のことも全て話した

LT「そんなことがあったんだね、それなら俺も
辞めて欲しいって思うよ」

「うん、だから明日会社には退職届を出してくる」

LT「わかった、俺的にはAには専業主婦に
なって欲しいと思ってるけど、Aが外で働きたいなら
それは全然良いからね、そこはAの自由だから」

「ありがとう」

LT「いっぱい悩んだよね？すぐ相談できる状況を
作ってあげれなくてごめんね」

「そんなことないよ、ありがとう話を聞いてくれて」

ほんとにオッパは優しすぎる