幸せを告げる箱 (ページ20)

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イトゥクside

キュヒョンに言われて急いで
Aの誕生日プレゼントを考えた

何にしようかすごく悩んだ

Aが何か欲しいなんて口にしてたことなかったし

時間だけがどんどん過ぎていく

ーーー

誕生日当日

仕事終わりに予約してあったものを全て取りに行き
急いで家に帰った

部屋の明かりがついてる…

先を越された笑

部屋に入るとテーブルの上には
Aの作ってくれた美味しそうな
料理が並んでた

「おかえりなさい」

LT「ただいま、A誕生日おめでとう」

「え」

そう言い俺は花束を渡した

「ありがとう、なんで知ってるの？」

LT「キュヒョンから聞いた笑俺と同じ日なんてびっくりしたよ笑」

あ

キッチンには俺宛の可愛いケーキ1ホールが
置いてあった

LT「でさ、俺も買ってきちゃった笑」

俺もA宛に1ホール買ってたんだよね笑

「食べる笑」

1ホールといっても小さいやつ

2人してペロリと食べ切った笑

「オッパ、はいこれ」

そう言って俺の目の前に小さな箱を置いた

「プレゼント」

LT「ありがとう、開けてもいい？」

「もちろん」

箱を開けると中には腕時計が入っていた

LT「え、これ俺が欲しかった時計」

「オッパがよくネットで見てたのを知ってたから笑」

LT「ありがとう、大切にする」

「うん」

LT「これは俺から、開けてみて」

そう言い隠し持ってた箱を渡した

俺からは青いダイヤのついた
ネックレスのプレゼント

「か、可愛い…ありがとう」

そう言って目をキラキラさせながら
ネックレスを眺めてる笑

そっと俺が手に取りAにつけてあげた

LT「喜んでくれて良かった、すごく似合ってる」

「ありがとう、大切にします」

優しくAを抱きしめた

こんな幸せいっぱいな誕生日は初めて笑

誕生日が同じなんて
本当運命の相手としか思えない笑