幸せを告げる箱 (ページ18)

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Aside

オッパとの生活が始まって
毎日が楽しくなった

真美にはオッパと同棲し始めたことを伝えた

真美「何？いい感じじゃん、幸せそうでなにより」

「ありがとう」

真美「いつか紹介してよ早く彼氏さんの顔見たいし」

ハハって適当に笑って誤魔化した笑

真美はアイドル大好きだから名前言ったら
ピンときてパニック起こしそうだから
まだ相手がどう言う人かは伝えてない笑

真美「今日帰り天気悪くなるのかなー」

「え？」

真美がオフィスの窓から外を眺めて言った

携帯で調べると夕方から雨予報になってた

真美「空めっちゃ暗くない？早く終わらせて雨降る前に帰ろ」

「そうだね」

仕事をマッハで終わらせたけど

私たちの願いは届かず
外は豪雨だった

真美はカバンを盾に
びしょ濡れになりながらダッシュで帰っていった笑

少し雨宿りして雨が弱まるのを待とうか

そう思っていると携帯がなった

オッパからだった

LT「仕事終わったの？」

「うん、終わったよ」

LT「迎えに来た笑」

その言葉にびっくりして周りを見渡すと
傘をさしてこっちに向かって歩いてくる
オッパの姿が見えた

「え、」

LT「雨で困ってるかなーって思って」

「ありがとう」

そう言いオッパと並んで
大きい傘に入った

さりげなく腰に回されるオッパの手
その優しい手にドキッとした

真美が帰ったあとでよかった…笑

近くに停めてあったオッパの車に乗り
雨に濡れることなく家に帰れた

リビングにはオッパが準備してくれてた
美味しそうな晩ごはんが並んでた

「美味しそー」

LT「今日は仕事早く終わったから張り切っちゃった」

「ありがとう」

オッパとの家でのディナーはいつぶりだろう

その日はお互いの話をしながらゆっくり
食事をとった